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2018-10-08 23:01 | カテゴリ:未分類
「ななにーinパリ」は色々な意味で見応えのある感動的な7.2時間になりました。

まずは長嶋一茂さん。最初はあまりにゆるく始まったので不安が走りましたが、
ゆったりと見ているうちに一茂さんの希求しているものの姿が見えてきて、
じわじわと胸が熱くなってくるような感じでした。

一茂さんもお父様に通ずるような格別にピュアな精神をお持ちの方ですね。
アナログが好き。子どもが好き。武道が好き。バーチャルでなく本物が好き。
そんな一茂さんの思いをスタッフも受け止めて、
なんとかその思いを形にしようと必死。
極真空手の組手の時、ゲーム音を動きに合わせてきたのは面白かった。
格闘技はゲームでやるよりやっぱり本当にやる方が楽しいよ。
慎吾ちゃんはきっとそんな一茂さんの思いを体現したくて頑張ったんじゃないかなあ。

剛君は格闘技が得意だということはアクションものなどで周知のことですが、
格闘技に挑戦するのはお久しぶりな感じでした。
最近はもっぱらインドアの慎吾ちゃんにとても素質があり、様になっていたのに感嘆。
後でクソ野郎の第2弾の慎吾ちゃんのキャラを空手にしたらどうかと提案されるくらい
極真空手をする慎吾ちゃんカッコよかったです。
2人とも「やれば出来る子なのに」やらないなんて勿体なーい

小林幸子さんとのライブもすっごく良かったです。
長いキャリアをお持ちの幸子さんですが、ななにーの幸子さんが本当に素敵だった。
肩の力がすっかり抜けている優しい幸子さんと新しい地図の3人。
新しさと王道をどちらも取り入れて、エンターテイメントを楽しんじゃうぞ、
っていう感じのノリが、見ている私たちを幸せな気持ちにさせてくれます。
4曲歌ってくれましたが、いつの間にかニヤニヤしながら楽しんでいる私。
凄いわあこの人たちのキャリア。エンターティナ〜

「おお〜シャンゼリゼ〜」で始まった「ななにーinパリ」は
まるで私たちもパリに行っているかのようなワクワクのライブ感が満載でした。
慎吾ちゃんの大掛かりな個展の様子や、
3人の高揚感が伝わってきて私も夢のような気持ちに。
中村江里子さんが慎吾ちゃんの個展に来られて感動しておられましたが、
まさに身内でもないけれど家族のように誇らしい気持ちになってしまいます。

一転剛君と吾郎さんの2人旅には大いに笑わせてもらいました。
ロハス兄弟、縁側の老夫婦のホンネ飛び交うちぐはぐな会話が円熟の面白さ。
剛君のハイテンション、吾郎さんの神経質、がキャラ立ちしていて漫画みた〜い

剛君て、一見普通っぽく見えるところもあるけれどやはり芸術家肌ですよね。
美術館に行ったのは初めてなんて言いながら、慎吾ちゃんの絵を売り込んだり、
ガーゴイルの魅力に取り憑かれたり、
ピカソに圧倒されたり。ピカソの絵の中に自分と似ている女の人がいると感動して、
「もしかして僕は前世でピカソに会っていたかもしれないんだよ」って興奮したり。
芸術的なものを受け取る感覚は鋭いし、独特なんですよねえ。
そんな芸術家肌のあなたの一挙手一投足をたっぷり見られて本当に楽しかったあ

その後の慎吾ちゃんと合流した「3人の本音トーク」には生々しい3人の心の軌跡が。
聞き応えありましたね。3人の話を聞くだけで伝わってくるシリアスな物語のよう。
自由を求めて脱出してきた冒険者たちの魂の叫びが胸に迫ってくるようでした。

剛君、ちょっと酔っ払ってはいたけれどとても筋の通った話をしていたと思います。
熱血なんですよね。人に対しても物事に対しても。
熱いし真面目だし。反動でぐじゃぐじゃになりそうになる時もあるけれど、
でも根底には底知れぬ反骨精神とポジティブと愛が溢れている

表現の仕方にはそれぞれ個性があるけれど、
三人とも同じ方向を向いている同志だったのですね。
3人の強みは何十年と縁の下の力持ち的な役割を
担い続けてきたことという気がします。
これまで蓄えてきたエネルギーが、今、解き放たれようとしている勢いを感じます。

三人ともよく話していました。
まだまだ語れたと言っていたほど淀みなく言葉が出てきました。
3人の自己分析、状況分析がしっかりしていて、
苦難をくぐり抜けてきた者にしかわからない切実さが伝わってきました。
生きるのは大変だけれど、へこたれたくない。
自分たちの可能性を仲間とともに支え合いながら、
刺激し合いながら追い求めたい。
まだまだこれから。

剛君が言った
「もっともっと広い世界を見たいと思った。
 もっともっといろいろなところに行きたいと思った。」
という言葉が一番嬉しかったです。
せっかく素晴らしい才能を持っているのだから、
もっともっと広い世界に挑戦して欲しいと願い続けているので。

私たちも新しい地図の一員。この陽のエネルギーを広げて行けたら幸せですね


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