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2018-02-24 19:11 |
カテゴリ:雑誌
本日発売の月テレ「お気楽大好き」の剛君は役者モード全開で、
剛君のお芝居を愛する私としては大変読みごたえがありました。
歌もダンスもバラエティーも大好きですが役者のお仕事は別格です。
「後悔しないように生きたい」と凛々しく語る剛君に熱くなります。
そして読み終わって、訃報はこの取材の後に知ったのでしょうね
と思わずつぶやいている自分がいました。
みんなに注目される演技者に草彅剛がなり得たのは、
諸先輩方のお導きがあってのことでしょう。
舞台ではつかこうへいさんが剛君を見出し褒め育ててくださいました。
映画では晩年の高倉健さんに愛され、
共演させていただきご指導を受けるという栄誉にあずかりました。
そしてドラマでは偉大な先輩である大杉漣さんが寄り添ってくださり、
数々の名作、感動作を世の中に送り出してくれました。
私が憶えているだけでも、
「世にも奇妙な物語」の『13人目の客』
『僕の生きる道』『僕と彼女と彼女の生きる道』『僕の歩く道』
『TEAM』『愛と死を見つめて』『99年の愛』
『任侠ヘルパー』『銭の戦争』『スペシャリスト』『嘘の戦争』
慎吾ちゃんに「魂の叫び」と評された剛君の演技を
大杉漣さんは常にしっかりと受け止めてくださいました。
特に僕の生きる道シリーズの漣さんの緻密で正確な演技は、
ドラマに深みと温かさを与え、
俳優草彅剛をスターダムに押し上げる大きな力になりました。
漣さん演じる理事長(僕の生きる道)
父(僕と彼女と彼女の生きる道)
動物園の園長(僕の歩く道)と、
剛君演じる主人公が、対立から理解・共感へと変化していく過程は
それぞれのドラマのテーマを際立たせる柱になっていて見事でした。
「僕の生きる道シリーズ」の成功があっての現在の剛君です。
素晴らしい作品を私たちに届けてくださった漣さんには、
本当に言葉では言い尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。
近年では、漣さんと剛君は『二都物語』で舞台共演も果たしました。
その時の楽屋で剛君はギターの魅力を教えていただいたのですよね。
その後解散騒動で苦しんだであろう剛君を支えたのがギターでした。
解散が発表され、事務所退所を目前にした剛君を、
「ぷっすま」で九十九里浜の別荘へと招待してくださったのも漣さん。
2人で大好きな斉藤和義さんの「僕の見たビートルズはTVの中」と
泉谷しげるさんの「春夏秋冬」をユースケさんも交え熱唱しました。
親心か友情か、人が人を想うことを体現してくださった漣さんです。
そんな漣さんが急逝されたというニュースが日本中を駆け巡ったのです。
ただただ驚きショックでした。
そして明日のことはわからない人生をしみじみと思いました。
漣さんは役者としてたくさんの功績を残され、多くの人を愛し、
多くの人に尊敬される人生を送られたと自然と頭が下がりました。
不謹慎かもしれませんが、漣さんのような方がおられる世界なら
いつか怖がらないで行けるかもなどと一瞬思ってしまいました。
漣さんと同じ世界などというのはおこがましいですね。
優しさをたくさん私たちにくださって、本当にありがとうございました。
何もコメントが出ていなくても剛君が魂で悼んでいることがわかります。
そして何を思うのでしょうか。
現在立派なメインビジュアルも完成した
『クソ野郎と美しき世界』の撮影が佳境に入っていることと思います。
この衝撃的な訃報を聞いてどうなるのでしょう。
でも、剛君にはしっかりと、
漣さんのお気持ち、お声が届いているのではないでしょうか。
あれだけ剛君のドラマに出演し続け、剛君を見続けていた漣さんです。
ご自身が大先輩であるのにも関わらず、可愛い感じで
「剛くん」とおっしゃっていたレンレンのことを一生忘れません。
何よりも共演してくださった名作の中に生きていらっしゃいます。
3月から本格的な練習に入るという舞台『バリーターク』のフライヤーで
剛君と松尾諭さんが夕暮れをバックに長椅子に座っていますね。
なんとなく既視感があるなあと思いを巡らせると、
『僕の歩く道』でテルと動物園の園長さんが、仕事帰りに
ベンチに並んで座って色々なことを語り合っていた姿を思い出しました。
『バリーターク』は『僕の歩く道』とはもちろん設定が違いますが、
「生」とは「死」とは何かを考える作品らしいですね。
また『クソ野郎と美しき世界』の「光へ、航る」では
失った息子の右腕を探しに夫婦で旅に出るというストーリーらしいですね。
言葉にならないほどの訃報を胸に
剛君はこの作品たちにどう向き合うのでしょう。
目の前にやらなくてはならないお芝居があることで、
剛君の哀しみが少しでも昇華されることを祈るばかりです。
『バリーターク』の先行抽選ですが、
会員枠、世田谷パブリックシアターともに落選で、
神奈川メンバーズで奇跡的に当選することができました。
まだ、「チケットぴあ」「イープラス」「カンファティ」「ローチケ」
で先行抽選が間に合います(2/25まで)。一般発売は3/4からですね。
観たい方が見られることをお祈りしています。
でも、やっぱり絶対枠が少ないので、TV放送やDVD化を望みます。
『クソ野郎と美しき世界』は家族友人みんなで行こうと話していますが、
最近この映画に期待感が高まっている様子。
「新しい地図」様、
みんなで押しかけて映画館に入れないなんてことがないよう
よろしくお願いします。
剛君のお芝居を愛する私としては大変読みごたえがありました。
歌もダンスもバラエティーも大好きですが役者のお仕事は別格です。
「後悔しないように生きたい」と凛々しく語る剛君に熱くなります。
そして読み終わって、訃報はこの取材の後に知ったのでしょうね
と思わずつぶやいている自分がいました。
みんなに注目される演技者に草彅剛がなり得たのは、
諸先輩方のお導きがあってのことでしょう。
舞台ではつかこうへいさんが剛君を見出し褒め育ててくださいました。
映画では晩年の高倉健さんに愛され、
共演させていただきご指導を受けるという栄誉にあずかりました。
そしてドラマでは偉大な先輩である大杉漣さんが寄り添ってくださり、
数々の名作、感動作を世の中に送り出してくれました。
私が憶えているだけでも、
「世にも奇妙な物語」の『13人目の客』
『僕の生きる道』『僕と彼女と彼女の生きる道』『僕の歩く道』
『TEAM』『愛と死を見つめて』『99年の愛』
『任侠ヘルパー』『銭の戦争』『スペシャリスト』『嘘の戦争』
慎吾ちゃんに「魂の叫び」と評された剛君の演技を
大杉漣さんは常にしっかりと受け止めてくださいました。
特に僕の生きる道シリーズの漣さんの緻密で正確な演技は、
ドラマに深みと温かさを与え、
俳優草彅剛をスターダムに押し上げる大きな力になりました。
漣さん演じる理事長(僕の生きる道)
父(僕と彼女と彼女の生きる道)
動物園の園長(僕の歩く道)と、
剛君演じる主人公が、対立から理解・共感へと変化していく過程は
それぞれのドラマのテーマを際立たせる柱になっていて見事でした。
「僕の生きる道シリーズ」の成功があっての現在の剛君です。
素晴らしい作品を私たちに届けてくださった漣さんには、
本当に言葉では言い尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。
近年では、漣さんと剛君は『二都物語』で舞台共演も果たしました。
その時の楽屋で剛君はギターの魅力を教えていただいたのですよね。
その後解散騒動で苦しんだであろう剛君を支えたのがギターでした。
解散が発表され、事務所退所を目前にした剛君を、
「ぷっすま」で九十九里浜の別荘へと招待してくださったのも漣さん。
2人で大好きな斉藤和義さんの「僕の見たビートルズはTVの中」と
泉谷しげるさんの「春夏秋冬」をユースケさんも交え熱唱しました。
親心か友情か、人が人を想うことを体現してくださった漣さんです。
そんな漣さんが急逝されたというニュースが日本中を駆け巡ったのです。
ただただ驚きショックでした。
そして明日のことはわからない人生をしみじみと思いました。
漣さんは役者としてたくさんの功績を残され、多くの人を愛し、
多くの人に尊敬される人生を送られたと自然と頭が下がりました。
不謹慎かもしれませんが、漣さんのような方がおられる世界なら
いつか怖がらないで行けるかもなどと一瞬思ってしまいました。
漣さんと同じ世界などというのはおこがましいですね。
優しさをたくさん私たちにくださって、本当にありがとうございました。
何もコメントが出ていなくても剛君が魂で悼んでいることがわかります。
そして何を思うのでしょうか。
現在立派なメインビジュアルも完成した
『クソ野郎と美しき世界』の撮影が佳境に入っていることと思います。
この衝撃的な訃報を聞いてどうなるのでしょう。
でも、剛君にはしっかりと、
漣さんのお気持ち、お声が届いているのではないでしょうか。
あれだけ剛君のドラマに出演し続け、剛君を見続けていた漣さんです。
ご自身が大先輩であるのにも関わらず、可愛い感じで
「剛くん」とおっしゃっていたレンレンのことを一生忘れません。
何よりも共演してくださった名作の中に生きていらっしゃいます。
3月から本格的な練習に入るという舞台『バリーターク』のフライヤーで
剛君と松尾諭さんが夕暮れをバックに長椅子に座っていますね。
なんとなく既視感があるなあと思いを巡らせると、
『僕の歩く道』でテルと動物園の園長さんが、仕事帰りに
ベンチに並んで座って色々なことを語り合っていた姿を思い出しました。
『バリーターク』は『僕の歩く道』とはもちろん設定が違いますが、
「生」とは「死」とは何かを考える作品らしいですね。
また『クソ野郎と美しき世界』の「光へ、航る」では
失った息子の右腕を探しに夫婦で旅に出るというストーリーらしいですね。
言葉にならないほどの訃報を胸に
剛君はこの作品たちにどう向き合うのでしょう。
目の前にやらなくてはならないお芝居があることで、
剛君の哀しみが少しでも昇華されることを祈るばかりです。
『バリーターク』の先行抽選ですが、
会員枠、世田谷パブリックシアターともに落選で、
神奈川メンバーズで奇跡的に当選することができました。
まだ、「チケットぴあ」「イープラス」「カンファティ」「ローチケ」
で先行抽選が間に合います(2/25まで)。一般発売は3/4からですね。
観たい方が見られることをお祈りしています。
でも、やっぱり絶対枠が少ないので、TV放送やDVD化を望みます。
『クソ野郎と美しき世界』は家族友人みんなで行こうと話していますが、
最近この映画に期待感が高まっている様子。
「新しい地図」様、
みんなで押しかけて映画館に入れないなんてことがないよう
よろしくお願いします。
Re: お邪魔します(^^)
kitakeiko
こんばんは!
お気持ちはいつもながら同感のことばかりで、
いつもながら私と同じ感覚の方がこの世におられる不思議を感じています。
大杉漣さんのことは、皆さんと同様に信じがたく受け入れられない気持ちですね。
高倉健さんの時のように、剛君の口から漣さんのことが語られるようになって
初めて事実として受け入れられる気持ちになるのかもしれません。
今日もBSフジの「大杉漣の漣ぽっ!」を録画したのでお姿を拝ませていただきます。
私もチケットがあまりに激戦でヤキモキしながら覚悟を決めかけていましたが、
ひと口当選したというメールを見て、嬉しさを通り越してへなへなっとなりました。
今後そちらにも良いお知らせが届くことをお祈りしています


お気持ちはいつもながら同感のことばかりで、
いつもながら私と同じ感覚の方がこの世におられる不思議を感じています。
大杉漣さんのことは、皆さんと同様に信じがたく受け入れられない気持ちですね。
高倉健さんの時のように、剛君の口から漣さんのことが語られるようになって
初めて事実として受け入れられる気持ちになるのかもしれません。
今日もBSフジの「大杉漣の漣ぽっ!」を録画したのでお姿を拝ませていただきます。
私もチケットがあまりに激戦でヤキモキしながら覚悟を決めかけていましたが、
ひと口当選したというメールを見て、嬉しさを通り越してへなへなっとなりました。
今後そちらにも良いお知らせが届くことをお祈りしています



2018-02-25 21:06 URL [ 編集 ]
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