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2013-07-02 22:49 | カテゴリ:剛君
剛君のファンの方には、どちらかというとSMAPの剛君が好きな人と、どちらかというと俳優草彅剛が好きな人とがいると思うのですが、私はどちらも好きですが、どちらかというと俳優草彅剛が好きな人なのです。この気持ちは、ちょっと尋常ではないくらいの強い思いかもしれません。

前にも書いたことがありますが、「広く一般の人に俳優草彅剛が認められる日を夢見て」いますし、それは「国際的にも」って思っているくらい果てしなく大きな夢なのです。剛君ご本人はそんな大それたことは考えてない、って思うかもしれません。だから私自身の勝手な夢です。

それに、優れた演劇や映画やドラマを愛しているので、真剣に語り合う「メイキング」のようなものはとても興味がありますが、舞台裏をあまり生々しく、特にふざけたように話題にされるのはあまり好ましく感じません。せっかくの作品世界がくずれてしまうような感じがする時があるからです。

最近剛君に、「結婚」までいってもいかなくてもいいのですが、恋愛に積極的になってもいいんじゃないと書くのは、純粋に剛君の人間性も好きだから、実生活でも幸せを感じてほしいと思うからです。

実際「ぷっすま」を見ていても恋をしたそうな剛君がいるし、雑誌のインタビューで弟さんにお子さんができて弟さんの顔つきがすごく「大人」になったから、自分にもそういう過程は必要かなって思うって答えているし、周りに結婚する人が増えて自分もちょっと考えちゃうって言っているし、ラジオでも自分の結婚式には「STAY」を流したいってしゃべっているし。アニキの堤真一さん、親友のイ・ビョンホンさんの結婚など、気にならないはずないですよね。

まあ、そのことは剛君の個人的な問題で、ただの1ファンの私がとやかく言うことではないのですが、剛君に幸せをいっぱい感じて生活してほしいな、って思う気持ちがあるのは確かです。

それに私の「俳優草彅剛」への強い思いもその気持ちに拍車をかけています。剛君のこの15年間くらいの俳優としての道のりと成功は、本当に素晴らしいものがありましたし、名作も次々生まれました。特に若い時の剛君の魅力は、青臭さととなりあわせの若者の葛藤・成長であり、清々しさ・正義感であったように思います。

ただ40代までもう1年というところまで来て、剛君のこれまでの魅力だけでは俳優として表現しきれない世界が目の前に広がりつつあるのではないでしょうか。そういう年齢にさしかかってきたと思うのです。

そういう意味では映画『任侠ヘルパー』や『中学生円山』はターニングポイントのこの時期に挑戦できて良かったなあと思える作品です。年齢にふさわしい新境地を開拓できた作品だと思うからです。

ただ、初めて書いてしまいますが、私にとって、『任侠ヘルパー』のラブシーンは他のシーンに比べて満足度が高くありません。ラブシーンをしたことが問題なのではなく、まさに昨日剛君自身がスマスマの「ぶっちゃけトーク」で言っていた「必死で気合いを入れてがんばった」感が、感じられてしまうからです。でも、彦一っていうキャラクターなら
あそこはもっと自然でなくてはいけないと思います。彦一はそれなりの経歴をもつ男だと思いますから。他のシーンのワルぶりも、一転本性をみせた男気も文句なく文句なく格好いいのですが、あのシーンだけ「がんばった感」が感じられて惜しいのです。

吾郎さんが本物の悪役を演じた『十三人の刺客』を見た時、おそろしいほどに「がんばった感」がありませんでした。鳥肌がたつほどの冷酷さで、十三人の刺客に命をねらわれて当然の極悪非道の殿様を演じていました。あの役で吾郎さんは本当に高い評価を受けていましたね。

別に吾郎さんと張り合うつもりは全くなく、あの吾郎さんには本当にうなってしまった、って言いたいだけなのですが、吾郎さんは、それが良いかどうかは別として、恋愛経験が豊富で、どちらかというとおおっぴらに自由に自然体にしていますよね。吾郎さんのまねをしてと言う気も全くないのですが、剛君ももう少し楽に自由にしてもいいのではないかと。そうすれば、剛君がもともと持っている俳優としての素晴らしい魅力に加えて、ますます可能性が広がるのではないかと、そう思うだけなのです。

すべて私の「俳優草彅剛へのあくなき思い」からくる個人的な意見です。

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