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2013-06-22 23:00 | カテゴリ:ドラマ
剛君のドラマは全部大好きで甲乙つけがたいのですが、その中でもあくまでも私的なベストワンは
『僕と彼女と彼女の生きる道』と『TEAM』なのです。

『僕と彼女と〜』は、エリートサラリーマンがある日妻から突然離婚を宣告され、6歳の娘と2人っきりで暮らす事になり、その過程の中で自分を一から見つめ直し、人間性を取り戻して行くお話。主人公徹朗が苦しみながらも少しずつ変わっていくに従って、周囲の人たちもそれぞれが成長し変化して行くというドラマチックな展開が、とても繊細に描かれていました。一話一話に全く無駄がなく、とてもリアルな見応えのあるドラマだったと思います。

最近、そういう本当にリアルな繊細なテレビドラマが少ないので、あまりドラマを観る気がしない、というのが正直な私の気持ちです。(こんなことを書くと引かれる方も多いでしょうね。)

『TEAM』は、「少年犯罪」の裏側にあるものを真っ正面からテーマに据えた本格的社会派ドラマでした。文部科学省のエリート役を剛君が演じ、脚本は君塚良一さん、メインデイレクターは河野圭太さんですが、西谷弘さん監督演出も11話中5話で、このドラマが監督と剛君との出会いだったのですよね。

私自身、少年犯罪の裏側に大変興味があり、少年院や教護院から出所してきた保護観察中の少年少女のお姉さんになるというボランティアを6年間していたので、あのドラマを見たとき、内容のリアルさに驚き衝撃を受けたことを今でもしっかり覚えています。

当時一部の人たちに熱狂的に支持され、スペシャルも何本か作られたのですが、一体何があったのか突然あのドラマが消えてなくなり、結局DVDにもならず、もう一度観たくても観る事もできません。かろうじてVHSはあるようですが
我が家はもう、VHSを観れなくなってしまったので・・・。

それでも私の記憶の中であのドラマから受けた衝撃が消えてなくならないのは、あのドラマが真実を追究しようとした意欲的な作品だったからだと思います。

西谷監督は当時からフジテレビの中でも、なかなか骨のある社会派の監督だったと思われます。
最近では織田裕二さんの『県庁の星』、福山雅治さんの『容疑者Xの献身』、織田裕二さんの『アマルフィ女神の報酬』などを撮っておられて、社会派西谷監督の気骨が好きなので全部観ました。『県庁の星』も良かったし、『容疑者Xの献身』の堤真一さんのラストシーンにはしびれました。

でも、私にとっては、もう観れなくなってしまったテレビドラマ『TEAM』から受けた衝撃を超えるものはなかなかありません。同じような気持ちのファンの方がDVD化を求める、とおっしゃっているのを目にする度にうなずいている私です。でも、ここまでDVD化がないってことは、もうない、ってことなんでしょうね。

だから、『任侠ヘルパー』の特典DVDの鼎談で、西谷監督と剛君2人が並んでいるのを見ると、
この2人はずうっと昔から社会にたたかいを挑んでいる戦士たちだったんだよね、っていう気持ちになるのです。
和やかに笑顔で話をしている2人ですが、高い理想を共有している男気のある「同志」だと思えてきます。
いつも思うように決して無理はしてほしくありませんが、監督と剛君の男気を尊敬していますし、心から応援しています。

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