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2016-03-18 01:15 |
カテゴリ:ドラマ
最終回の「スペシャリスト」を2回連続で見終わりました。
新刑事ドラマとして予想を遥かに上回る出来ばえと、
「役者草彅剛を守るぞ!」とスクラムを組んでいるかのような
スタッフキャストの皆さんの熱い気持ちがひしひしと伝わって来て、
もうドラマの中盤あたりから感動で心が震え涙が止まらなくなりました。
役者草彅剛に惚れ込んで、「おいしい関係」というドラマに
脇役で出始めた頃から注目し応援してきました。
でもそんなファンは私に限らず全国にたくさんいるし、そんな昔からでなくても
1作品ごとに役者草彅剛のファンは増えていったことでしょう。
そして今日あらためてしっかりと感じたことは、草彅剛のファンは
一般の私たちだけでなく、ドラマを制作しているスタッフの方々や
俳優さん仲間にも確実に存在し、私たちファンと同じように役者草彅剛を愛し、
守りたいと思って下さっているのだということです
今年に入ってあの騒動があり、不安な日々を過ごして来たファンにとって、
今回の「スペシャリスト」最終回に込められたスタッフキャストの皆さんの思いは、
救いであり癒しであり希望そのものと言っても過言ではありません。
草彅剛ご自身が誰よりもそのことを感じ、感謝の気持ちでいっぱいのことでしょう。
「メッセンジャー」という剛君の初期のエンターテイメント映画を書かれた
戸田山雅司さんは、今回「スペシャリスト」のほとんどを書き下ろされました。
私は(私だけでなく一部の他のファンも)「スペシャリスト」の面白さと
このストーリーに込められた脚本家や製作陣の意図がわかりかねていたところがあり、
正直に言うとこのシリーズに嵌まりきっていないところもありました。
「宅間善人」というキャラクターが特殊で、なかなか共感でききれないところも。
しかし、シリーズを通し見続けることで、
このドラマが長編ドラマとして見るべき内容であったことがわかりましたし、
姉小路さんを筆頭に、仲間に支えられ、仲間と共に行動することで、
「宅間善人」という一警官であった巡査部長が本物の刑事になっていく
長編ドラマであったのだということがわかり、最終回の全てに、
今まで感じていたモヤモヤが晴れて、深い感動が涌き上がってくるのを感じました。
七高監督がTwitterで予告されていたようにシリーズNo.1の傑作になりましたね
役者草彅剛にとっても明らかにターニングポイントになる作品になりました。
最終回の中にも製作陣が剛君の作品をリスペクトしているのではないかと
思われる箇所が随所に見られました。
「容疑者宅間善人を探せ!」というゲームサイトをプログラミングしている
宅間さんの様子は「恋に落ちたら」の鈴木島男がパソコンを操作している姿を
思い起こさせてくれました。最後の海辺の砂浜の宅間さんは
映画「任侠ヘルパー」で砂浜に座り、海原を見つめる彦一と重なりました。
私たちファンが愛する「任侠ヘルパー」ですが、亡くなられた高倉健さんだけは
「あなたにはヤクザは似合わない。あなたに合った役があるでしょう。」と
いうようなことをおっしゃっていたことを、なぜかふと思い出しました。
役者なのだから悪役でも何でも色々な役をやったらいいと私は思いますが、
長く人々に愛されるためには、また剛君の正義感を生かすためには、
「刑事の役」と一度きちんと向き合うことは大切な作業かもしれません。
高倉健さんが剛君に伝えたかったことと
今回の「スペシャリスト」の製作陣の思いが重なっているように感じたのです。
それにしても戸田山さんの脚本は、
またしても例に漏れず2転3転4転して面白く、
サスペンスの醍醐味を味わうことができました
野方っちがあちら側の人間だったことは衝撃的でしたが、
うちの息子の予想が当たっていたのでちょっと驚きました。
8話の時に倉庫で美也子さんの文集を見ている人影が
滝道さんらしい体型だったので、
最後は滝道さんと宅間さんの対決になるのだと予想はしていましたが、
最終回まで吹越さんを出演させないなんてひっぱりましたね。
吹越さんの最後の台詞回しが軽妙で悪役ぶりが素晴らしくてしびれましたし、
そんな滝道に切り返した時の剛君の台詞回しと表情が素晴らし過ぎて圧巻でした
宅間「そうそう俺がね、出所してからずっと一緒にいる人の話なんだけど、
その人刑事のくせに全然優秀じゃないんだよね。
尾行はヘタだし、思い込み強いし、おまけに口やかましくて、
いっつも一言余計だし、旦那さんを殺した犯人見つけた時だって、
簡単に相手の挑発にのっちゃって、今にも引き金弾きそうで、
俺もうヒヤヒヤだったんだ。だけどね、撃たなかった。
だって、刑事だから。
こうしている今だってその人の声が俺の頭の中で響いている。
宅間は絶対に犯罪者なんかにならない。
宅間には刑事しかないんだからって!
だからそっち側には行かないよ!!!。」
姉小路「無茶し過ぎ!私たちが気づかなかったらどうするつもりだったの。」
宅間「わかるんですよ、俺。2年10ヶ月一緒にいたんですから。」
堀川さんと松原さんの最後の台詞も味わいがあってほっこりしました〜
。
堀川「いずれにしたって刑事はできるさ。俺とお前なら。」
松原「えっ!?今の何!腐れ縁まだ続けさせる気!?」
堀川「はあ?べつに!(ニヤリ)」(こんな演技をするまでになった平岡さん
)
松原「だとしても、私はやっぱりあいつが一緒でなきゃあ嫌だけどね。」
最終回を迎えた今日、南果歩さんが2月に夫の渡辺謙さんに続いて検診を受け、
初期の乳がんが見つかったことやクランクアップ後すぐに手術を受けたことを
公表され、とてもびっくりしました。2月にわかってクランクアップまで
そんなショックなことを抱えながらも、あのようにドラマのために熱演され、
宅間さん(剛君)を支え、感動的なシーンを私たちに届けて下さった果歩さんに
心からの敬意と感謝の気持ちでいっぱいです
渡辺謙さんに「一生果歩を愛す」と言ってもらったことが支えになったそうですね。
本当に人間として一人の女性として素敵な方だと思います
。
どうかゆっくりと休養なさって、これからも果歩さんの笑顔を見せていただきたいと
心からお祈りしております。
「スペシャリスト」の最終回で剛君の演技は最高級の輝きを放っていました。
明暗入り交じった複雑で細やかな演技を堪能させていただき、
スタッフキャストの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
美也子さんが生き返って、青い蝶蝶が宅間さんの肩にとまって羽ばたくところに
愛とメルヘンがあってしみじみとした叙情感に癒されました。
素晴らしい作品を本当にありがとうございました

。
あ・・・、いつの日か、「匿名の悪意」や佐神との対決、見られますよね
。
新刑事ドラマとして予想を遥かに上回る出来ばえと、
「役者草彅剛を守るぞ!」とスクラムを組んでいるかのような
スタッフキャストの皆さんの熱い気持ちがひしひしと伝わって来て、
もうドラマの中盤あたりから感動で心が震え涙が止まらなくなりました。
役者草彅剛に惚れ込んで、「おいしい関係」というドラマに
脇役で出始めた頃から注目し応援してきました。
でもそんなファンは私に限らず全国にたくさんいるし、そんな昔からでなくても
1作品ごとに役者草彅剛のファンは増えていったことでしょう。
そして今日あらためてしっかりと感じたことは、草彅剛のファンは
一般の私たちだけでなく、ドラマを制作しているスタッフの方々や
俳優さん仲間にも確実に存在し、私たちファンと同じように役者草彅剛を愛し、
守りたいと思って下さっているのだということです

今年に入ってあの騒動があり、不安な日々を過ごして来たファンにとって、
今回の「スペシャリスト」最終回に込められたスタッフキャストの皆さんの思いは、
救いであり癒しであり希望そのものと言っても過言ではありません。
草彅剛ご自身が誰よりもそのことを感じ、感謝の気持ちでいっぱいのことでしょう。
「メッセンジャー」という剛君の初期のエンターテイメント映画を書かれた
戸田山雅司さんは、今回「スペシャリスト」のほとんどを書き下ろされました。
私は(私だけでなく一部の他のファンも)「スペシャリスト」の面白さと
このストーリーに込められた脚本家や製作陣の意図がわかりかねていたところがあり、
正直に言うとこのシリーズに嵌まりきっていないところもありました。
「宅間善人」というキャラクターが特殊で、なかなか共感でききれないところも。
しかし、シリーズを通し見続けることで、
このドラマが長編ドラマとして見るべき内容であったことがわかりましたし、
姉小路さんを筆頭に、仲間に支えられ、仲間と共に行動することで、
「宅間善人」という一警官であった巡査部長が本物の刑事になっていく
長編ドラマであったのだということがわかり、最終回の全てに、
今まで感じていたモヤモヤが晴れて、深い感動が涌き上がってくるのを感じました。
七高監督がTwitterで予告されていたようにシリーズNo.1の傑作になりましたね

役者草彅剛にとっても明らかにターニングポイントになる作品になりました。
最終回の中にも製作陣が剛君の作品をリスペクトしているのではないかと
思われる箇所が随所に見られました。
「容疑者宅間善人を探せ!」というゲームサイトをプログラミングしている
宅間さんの様子は「恋に落ちたら」の鈴木島男がパソコンを操作している姿を
思い起こさせてくれました。最後の海辺の砂浜の宅間さんは
映画「任侠ヘルパー」で砂浜に座り、海原を見つめる彦一と重なりました。
私たちファンが愛する「任侠ヘルパー」ですが、亡くなられた高倉健さんだけは
「あなたにはヤクザは似合わない。あなたに合った役があるでしょう。」と
いうようなことをおっしゃっていたことを、なぜかふと思い出しました。
役者なのだから悪役でも何でも色々な役をやったらいいと私は思いますが、
長く人々に愛されるためには、また剛君の正義感を生かすためには、
「刑事の役」と一度きちんと向き合うことは大切な作業かもしれません。
高倉健さんが剛君に伝えたかったことと
今回の「スペシャリスト」の製作陣の思いが重なっているように感じたのです。
それにしても戸田山さんの脚本は、
またしても例に漏れず2転3転4転して面白く、
サスペンスの醍醐味を味わうことができました

野方っちがあちら側の人間だったことは衝撃的でしたが、
うちの息子の予想が当たっていたのでちょっと驚きました。
8話の時に倉庫で美也子さんの文集を見ている人影が
滝道さんらしい体型だったので、
最後は滝道さんと宅間さんの対決になるのだと予想はしていましたが、
最終回まで吹越さんを出演させないなんてひっぱりましたね。
吹越さんの最後の台詞回しが軽妙で悪役ぶりが素晴らしくてしびれましたし、
そんな滝道に切り返した時の剛君の台詞回しと表情が素晴らし過ぎて圧巻でした

宅間「そうそう俺がね、出所してからずっと一緒にいる人の話なんだけど、
その人刑事のくせに全然優秀じゃないんだよね。
尾行はヘタだし、思い込み強いし、おまけに口やかましくて、
いっつも一言余計だし、旦那さんを殺した犯人見つけた時だって、
簡単に相手の挑発にのっちゃって、今にも引き金弾きそうで、
俺もうヒヤヒヤだったんだ。だけどね、撃たなかった。
だって、刑事だから。
こうしている今だってその人の声が俺の頭の中で響いている。
宅間は絶対に犯罪者なんかにならない。
宅間には刑事しかないんだからって!
だからそっち側には行かないよ!!!。」
姉小路「無茶し過ぎ!私たちが気づかなかったらどうするつもりだったの。」
宅間「わかるんですよ、俺。2年10ヶ月一緒にいたんですから。」
堀川さんと松原さんの最後の台詞も味わいがあってほっこりしました〜

堀川「いずれにしたって刑事はできるさ。俺とお前なら。」
松原「えっ!?今の何!腐れ縁まだ続けさせる気!?」
堀川「はあ?べつに!(ニヤリ)」(こんな演技をするまでになった平岡さん

松原「だとしても、私はやっぱりあいつが一緒でなきゃあ嫌だけどね。」
最終回を迎えた今日、南果歩さんが2月に夫の渡辺謙さんに続いて検診を受け、
初期の乳がんが見つかったことやクランクアップ後すぐに手術を受けたことを
公表され、とてもびっくりしました。2月にわかってクランクアップまで
そんなショックなことを抱えながらも、あのようにドラマのために熱演され、
宅間さん(剛君)を支え、感動的なシーンを私たちに届けて下さった果歩さんに
心からの敬意と感謝の気持ちでいっぱいです

渡辺謙さんに「一生果歩を愛す」と言ってもらったことが支えになったそうですね。
本当に人間として一人の女性として素敵な方だと思います

どうかゆっくりと休養なさって、これからも果歩さんの笑顔を見せていただきたいと
心からお祈りしております。
「スペシャリスト」の最終回で剛君の演技は最高級の輝きを放っていました。
明暗入り交じった複雑で細やかな演技を堪能させていただき、
スタッフキャストの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
美也子さんが生き返って、青い蝶蝶が宅間さんの肩にとまって羽ばたくところに
愛とメルヘンがあってしみじみとした叙情感に癒されました。
素晴らしい作品を本当にありがとうございました



あ・・・、いつの日か、「匿名の悪意」や佐神との対決、見られますよね

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