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2015-03-23 00:18 | カテゴリ:TV(その他)
「NHKスペシャル・未解決事件追跡プロジェクト」を見ました。
どの事件も知っていましたが、
未解決だということをあらためて思い出し、
遺族の方の深い悲しみや今なお残る心の傷に胸がしめつけられ、
捜査関係者の無念の気持ちも重く受けとめました。

特に「世田谷一家殺人事件」はまさに衝撃的な残虐な事件で、
当時、被害者のご家族が本当にお気の毒でたまらない気持ちでした。
人ごととは思えず、恐怖に震撼させられたことをも思い出しました。
やはり同じような年頃の一男一女の親でしたので、
事件に対する関心が高く、
この事件の犯人を予想するノンフィクションも読んだりして、
防犯のために家中の窓に防犯ブザーを付けたりしました。
あれから15年経った今日、
まだ未解決なのだと思い起こさせられました。
被害者のご主人のお母様がご高齢であるのに、
まだ事件の解決のためのビラを作っていらっしゃる様子が
痛々しく、涙があふれました。

この番組のナビゲーターというお役目は
アイドルの剛君にとってとても重いものがあったでしょう。
でも、このような番組はたくさんの人が見てこそ
意味があるんですものね。

真摯に取り組んでいる剛君は
大変なプレッシャーだったと思いますが、
よく頑張って下さったと思います。
剛君の一言一言噛み締めるようなナレーションも、
被害者のご遺族の気持ちをよく伝えていて、
胸に沁みいるようでした。

昔にさかのぼると少年犯罪が社会問題になりつつあった頃、
『TEAM』で犯罪少年に対する風見を演じる剛君の姿を見た時、
世の中で闇の介護ビジネスが問題になっている頃、
『任侠ヘルパー』で彦一を演じる剛君の姿を見た時、
日韓関係がこじれた直後に舞台『ぼくに炎の戦車を』で
しっかり演じている剛君の姿を見た時、
言い知れぬ戦慄を覚えましたが、
今日もその時の感覚に通ずるような気持ちになりました。
警視庁の代表の方が、未解決事件を風化させないためにも、
『公開捜査』に協力して欲しいと訴えられている時も・・・。

番組終了後、すぐにTwitterで
『警視庁・公開捜査』をフォローしました。
SNSは使い方によっては時に凶器になりますが、
良い使い方をすれば犯罪を減らし
事件を解決できる情報源になります。
このプロジェクトが継続され、犯罪を許さない社会作り、
そんな気運を高めることができたらと意をあらたにした
『NHKスペシャル・未解決事件追跡プロジェクト』でした。

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