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2015-02-13 02:51 | カテゴリ:ドラマ
雑誌まつりで「TVガイド」「TVジョン」「TVLIFE」「TVぴあ」
全て買って熟読しましたが、その感動を語る以前に
「TVガイド」の後ろのNEWSFLASHのお姫様だっこの写真に
私は愕然としてしまいました。これが第7話なのか・・・・・・・。
ショックのあまり私は独断の世界へ底なしに沈んでいきそうです。

私のブログをのぞきに来てくださる方は最近剛君ファンになられた方も
いらっしゃるかもしれませんが、
剛君の初期のドラマから観て来られた方も多いはず。
「スタアの恋」のヒカル子。「僕の生きる道」のみどり先生。
「僕と彼女と彼女の生きる道」のゆら先生。
「僕の歩く道」の都古ちゃん。「TEAM」の綴と季織。
「フードファイト」の麻奈美。「恋に落ちたら」の香織。
「海峡を渡るバイオリン」のなみこ。「愛と死を見つめて」のミコ。
「99年の愛」のしのぶ。「37歳で医者になった僕」のすず。
仕事や生きることに誇りを持っていて、
毅然として賢く慈愛に満ちていて、
女も惚れるような強さと奥深さと品を備えた女性が多かったです。
男にしなだれかかるようなヒロインでは決してなかったです。
そこが草彅剛のドラマの魅力でもありました。
あの時のような感動を味わいたいと願いながら応援しているのに

「独身貴族」のゆきさんも第1話で「あじさい」のような映画の脚本が
1本でも書けたら死んでも良いと語った時、すごく感動しました。
守と一緒に一生懸命脚本作りに夢中になり夢を実現しようとしている姿に
また素敵なヒロインが現れたと思ったのに、
簡単に弟とくっついてしまった時は愕然としてしまいました。
簡単過ぎるやろう、今の人ってそんなに軽いの?ってね。
今の人がそんなに簡単な人ばかりなんだったらもう私は
「時代遅れの天然記念物」でいいや、なんてやけくそな気持にもなります。
まあ、「独身貴族」は最終回のクリスマスツリーの前での
懺悔と愛の告白で若干救われましたが。
安易な恋愛を見せられて辟易するくらいなら、
もう剛君に恋愛ものをしてほしくないくらいです。たとえドロドロでも
上等で奥行きのある人間の本質に迫る男と女の話なら観たいですけれど。

だから私はこのドラマならまだ梢さんに人間として
共鳴するところがあります。
第6話でホワイト化学に梢さんが乗り込んだ時、専務に対して
「だからその弱い体質を変えないと!!!」と叫んだ時、
言っていることは残酷で非情でも
「私が富生のお父さんの残した会社を大きくしてあげたい!」という
歪んだ愛がほとばしっていました。

それから乗り込んで来た富生に、放った梢の言葉。
「おそいのよ!お父さんが生きていた時はあんな会社見向きもしなかったでしょ。
 だからお父さんの借金にも気がつかなかった。ねえ知ってる?
 お父さんが作った特殊プラスティックがどんなもので、
 どこがどう優れているのか?
 強度や軽量化だけじゃない熱に強くて安全性は欠かさないで。
 売り方さえ間違えなければ会社はあんな風にならなかった。
 でもあなたは億単位の株を動かすことに夢中で
 足下にそんな宝が眠っていることに気がつかなかった。
 今居る従業員にはいずれ全員やめてもらう。」
富生「その製品を作ったのは専務たちだぞ!」
梢「ホワイト化学にはもっと優れた技術者を私が見つけて来ます。
  あなたが救えなかったものを私が救ってあげる!」

「従業員を全員辞めさせる」なんて言うから富生に「さすが会長の孫!」
と第7話でさらに冷たい言葉を浴びせられるようですが、この長い台詞の中で
梢が「お父さんが」「お父さんが」って言っている言葉の響きが
他人じゃない身内のような言葉として私には聞こえました。
やり方が非情で間違っていようと梢の中に富生や富生の父への愛を
感じずにはいられない言葉でした。
この梢の激しい思いを、もし富生が無視し続けるというのなら、
私はこのドラマについていけそうにありません。
困りました〜。私も梢さんと同じく壊れそうです

とここまでショックな気持を出し切ってみると少し冷静になりました。
第7話の予告を読むと、赤松と未央がバーで飲んでいる写真が。
あれは、中に居る富生を助けるために未央が赤松を飲みに連れて行ったのかも。
飲めないお酒を飲んで酔いつぶれた未央を、富生が家に運びこんだのかも。
そう想像すると少しは怒りもおさまってくるかな・・・。
ここまで読んでいただいて勝手に静まってきて申し訳ありません

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