FC2ブログ
2013-05-21 01:10 | カテゴリ:映画
映画『中学生円山』に対する評価が両極端だということが、だんだん目に入ってきます。

でも『任侠ヘルパー』の時みたいに、神経をきりきりさせないようにしたい。

俳優草なぎ剛を信じているから。私の感性が、彼の演技に確かに共鳴しているから。

人に対して優しすぎる監督と俳優が、
奥深いところで通じ合いながら作った映画。


今時、中学生男子の妄想を、本気で映画にしようと思う監督が
この世にどれくらいいるでしょうか。

確かに監督の妄想は少し古くさいかもしれないと思った。
同じ昭和生まれのの人間だから。
今時の中学生は、妄想より携帯、ネットなんかでもっとイカれていて、
昭和生まれの人間たちが思いを込めて作った映画のメッセージは、
はかなくかすっていくだけかもしれない。

でも、平岡君は頑張ったね。
監督の思いを作品化するために、本当に身体をはって頑張ったね。
円山君が、最後下井さんから送られてきた郵便物を開けて見た時の
驚きと感動の表情。
男の子だったね
監督はあの表情を撮りたくてあの作品を作ったとさえ、
私は勝手に思っています。

キネ旬next vol.05「中学生円山」からの抜粋
平岡君:「今までは嫌いだった日常が実は楽しいというか、その中に幸せがあると気づいて、また、なにごともなかったように日常を過ごしていく、そういう映画です。」「皆さんのお芝居に刺激を受けましたが、特に草彅さんのお芝居はすごいと思いました。芝居中は、草彅さんだということを忘れてしまうほどリアルで、下井そのもの。何を考えているのかさっぱりわからない感じがして、自然と下井を信用できない気持ちになってしまいました(笑)」

エンケンさん:「僕が好きな映画を作っている監督に共通しているのは、自分のやりたい映画を作っていることです。他の何かに寄りかかるのではなく、自分はここにいると宣言して、一人で立って好きな映画を作っている人。それ以外の創造は、卑怯だと思います。何故なら人は皆!芸術家であり、哲学家ですから。…この映画でも宮藤監督は、自分が一番見たい映画を作った。言わば、ひとり『ロミオとジュリエット』という名作です。」

私は、そういう宮藤監督の情熱、平岡君の頑張り、エンケンさんの芸術論、
全てをきちんと受け止めて、共鳴して、
それを形にして表現できる剛君が素敵だなあ、と思いました

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→https://keikostudio.info/tb.php/44-c5f295a3