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2014-07-02 00:15 |
カテゴリ:ドラマ
昨夜遅くからDVD『神様のベレー帽』を
まずは少しだけと思って見かけたところ、
本放送を観たとき以上の感動が次々と襲ってきて、
結局最後まで観てしまい、夜更かしをしてしまいました
。
まず、CMがなく観られるのは、
なんて素晴らしいことなのだろうと思いながら観ました。
本放送の時は最初からどんどんCMが入ったので、
気が散って仕方がなかったのです。
ただせさえタイムスリップというSF仕立てにしたために、
「手塚治虫の世界」になかなかたどり着けなくて、
ちょっといらいらしましたし、やっと手塚さんの仕事ぶりや、
編集長はじめ周りのスタッフ、編集者とのやりとりが
面白いなあと思い始めても、CMでぶち切られてしまうし・・・。
まあ、それがTVドラマの制限なので、仕方がないのですが、
それならあんなタイムスリップみたいな設定にしないで、
いきなり「時は昭和48年」って感じで、
一気にあの時代からドラマが始まってほしかった、
その方が壁村編集長との絡みや
手塚治虫氏の仕事ぶりがもっとゆっくり味わえたのにって、
本放送直後悔しいような思いがあったのですよね。
でもさすがにDVDで一続きに観ると、
そんないらいらは感じないし、
タイムスリップに設定したことも、
本放送ほど拒否感はなかったです。
それなりにストーリーとして成立していて、小日向さん演じる
「漫画の神様」の役割も楽しめました
。
しかし、今さらながらやはり草彅剛様は素晴らしいです
。
手塚治虫氏の風貌に似ていないとか、顔の輪郭が違うとか、
お腹の巻物がわざとらしいとか、
確かにそういう意識がちらっとよぎらないことも無くはないですが、
そんな些末なことを超越した演技で、「手塚治虫氏の人間像」を
観る者に感じさせてくれるし、
芸術家の魂の迫力を見せつけてくれます。
読者に「面白い」と思ってもらうために、絶対に妥協を許さない。
自分を待ってくれる編集者、読者のために全身全霊で描き続ける。
やはり、締め切りに間に合わせるための一分一秒との闘いの中、
ペンを走らせ、ブラックジャックを描き出して行く場面は圧巻で、
あの姿には草彅剛が役を演じているという隙など微塵も無く、
ただただ漫画に命をかけた芸術家が存在していると思えたし、
そしてその魂のオーラが放たれている神々しさを感じました。
あの情熱、あの迫力に何度も胸が熱くなり涙がにじみました
NHKで1986年に放送されたドキュメンタリー
『手塚治虫創作の秘密』の再放送をBSで観たことがありますが、
漫画を描いているところ、逆立ちをしているところ、
TVを観て漫画のヒントをつかむところなど、
あのドラマで剛君が再現しているシーンがたくさん出てきました。
剛君は研究熱心ですね。
漫画を書く時のメガネの使い方など工夫がいっぱい。
でも、やはり草彅剛の凄いところは、実在の人物を演じる難しさの中、
様々な技巧を駆使しつつも、その人物の情熱・信念を
技巧を感じさせないほどの迫力で伝えてくれるところ。
うわあ、やっぱり剛君の演技は見応えがあると
久しぶりに胸が震えました
。
壁村編集長役の佐藤浩市さんの演技も余裕があり、
DVDではゆっくりと味わうことができるのも嬉しいことです
。
特典映像で共演の浅利陽介さんのお誕生日を、
ど真剣な本番中に「ドッキリ」を仕掛けてお祝いするところ、
新鮮な面白さがあり、感動するものがありますね。
このことについては「Map of Smap」で相田冬二さんが
素晴らしいコラムを書かれています。(リンクから行けます!)
私は、ドッキリを明かして剛君が浅利さんに「おめでとう!」
って言うところが、大人っぽくて後輩をいたわる優しさが
あふれていたことに、純粋に感動したのですが、
相田さんのコラムを読むとなるほど
と思いました。
私は、剛君のああいう場面での大人っぽい感じは、
例えば舞台のカーテンコールの時にも見られる雰囲気だなあと
思っていました。自分が座長の時に見せる後輩への心遣いや態度は、
グループの時には見せない年長者のような包容力たっぷりの優しさ。
そんな感じの剛君が観られるあの特典映像は、やっぱり貴重ですね
(7/2今夜9時「ホンマでっかTV」剛君の人生相談ドキドキです!)
まずは少しだけと思って見かけたところ、
本放送を観たとき以上の感動が次々と襲ってきて、
結局最後まで観てしまい、夜更かしをしてしまいました

まず、CMがなく観られるのは、
なんて素晴らしいことなのだろうと思いながら観ました。
本放送の時は最初からどんどんCMが入ったので、
気が散って仕方がなかったのです。
ただせさえタイムスリップというSF仕立てにしたために、
「手塚治虫の世界」になかなかたどり着けなくて、
ちょっといらいらしましたし、やっと手塚さんの仕事ぶりや、
編集長はじめ周りのスタッフ、編集者とのやりとりが
面白いなあと思い始めても、CMでぶち切られてしまうし・・・。
まあ、それがTVドラマの制限なので、仕方がないのですが、
それならあんなタイムスリップみたいな設定にしないで、
いきなり「時は昭和48年」って感じで、
一気にあの時代からドラマが始まってほしかった、
その方が壁村編集長との絡みや
手塚治虫氏の仕事ぶりがもっとゆっくり味わえたのにって、
本放送直後悔しいような思いがあったのですよね。
でもさすがにDVDで一続きに観ると、
そんないらいらは感じないし、
タイムスリップに設定したことも、
本放送ほど拒否感はなかったです。
それなりにストーリーとして成立していて、小日向さん演じる
「漫画の神様」の役割も楽しめました

しかし、今さらながらやはり草彅剛様は素晴らしいです

手塚治虫氏の風貌に似ていないとか、顔の輪郭が違うとか、
お腹の巻物がわざとらしいとか、
確かにそういう意識がちらっとよぎらないことも無くはないですが、
そんな些末なことを超越した演技で、「手塚治虫氏の人間像」を
観る者に感じさせてくれるし、
芸術家の魂の迫力を見せつけてくれます。
読者に「面白い」と思ってもらうために、絶対に妥協を許さない。
自分を待ってくれる編集者、読者のために全身全霊で描き続ける。
やはり、締め切りに間に合わせるための一分一秒との闘いの中、
ペンを走らせ、ブラックジャックを描き出して行く場面は圧巻で、
あの姿には草彅剛が役を演じているという隙など微塵も無く、
ただただ漫画に命をかけた芸術家が存在していると思えたし、
そしてその魂のオーラが放たれている神々しさを感じました。
あの情熱、あの迫力に何度も胸が熱くなり涙がにじみました

NHKで1986年に放送されたドキュメンタリー
『手塚治虫創作の秘密』の再放送をBSで観たことがありますが、
漫画を描いているところ、逆立ちをしているところ、
TVを観て漫画のヒントをつかむところなど、
あのドラマで剛君が再現しているシーンがたくさん出てきました。
剛君は研究熱心ですね。
漫画を書く時のメガネの使い方など工夫がいっぱい。
でも、やはり草彅剛の凄いところは、実在の人物を演じる難しさの中、
様々な技巧を駆使しつつも、その人物の情熱・信念を
技巧を感じさせないほどの迫力で伝えてくれるところ。
うわあ、やっぱり剛君の演技は見応えがあると
久しぶりに胸が震えました

壁村編集長役の佐藤浩市さんの演技も余裕があり、
DVDではゆっくりと味わうことができるのも嬉しいことです

特典映像で共演の浅利陽介さんのお誕生日を、
ど真剣な本番中に「ドッキリ」を仕掛けてお祝いするところ、
新鮮な面白さがあり、感動するものがありますね。
このことについては「Map of Smap」で相田冬二さんが
素晴らしいコラムを書かれています。(リンクから行けます!)
私は、ドッキリを明かして剛君が浅利さんに「おめでとう!」
って言うところが、大人っぽくて後輩をいたわる優しさが
あふれていたことに、純粋に感動したのですが、
相田さんのコラムを読むとなるほど

私は、剛君のああいう場面での大人っぽい感じは、
例えば舞台のカーテンコールの時にも見られる雰囲気だなあと
思っていました。自分が座長の時に見せる後輩への心遣いや態度は、
グループの時には見せない年長者のような包容力たっぷりの優しさ。
そんな感じの剛君が観られるあの特典映像は、やっぱり貴重ですね

(7/2今夜9時「ホンマでっかTV」剛君の人生相談ドキドキです!)
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