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2014-01-17 01:17 | カテゴリ:CD ・ DVD
今日仕事から帰ってきたら、ようやく『中学生円山』
ブルーレイデラックス・エディションが届いていました。
内容が良いと評判のメイキング付きのものです。
今見終わって一言、これから購入しようと思われる方は、
DVDであっても是非ともこのメイキングが付いている
デラックス版を買われるのが良いと思いました。
俳優草彅剛の裏側、撮影現場での素の姿がたくさん見られて、
剛君ファンにはたまらない貴重な記録になると思いました。

下井さんとしての撮影初日、
ベビーカーの大ちゃんを空に飛ばして銃を構えるシーン。

いきなり大吉役の子どもに「直史がんばろうな。」って
本名で語りかけている姿が素敵でした。

下井さんのカメラ目線をアップで撮った時に、
「すごい!画が変わった!プロが来たって感じ。」
って宮藤監督につぶやかれていました。

宮藤監督の方が剛君よりも4つも年上なのに、
剛君に敬語で話しかけていて丁寧な対応。
剛君にはあまり細々と演出せずに、
信頼している感じが伝わってきました。

素の剛君は私が思っていた以上に、
上品で優しさのにじみ出ている人だなあと
あらためて感じました

作品に出演する時も、特に気負いというものがなく、
剛君自身がよく語っているように、
自分を常に真っ白な状態にしていて、
作品や監督が求めているものを感覚で察知し、
さっとその色に自然と切り替わっちゃう人。

常にピュアな状態でいられるように自分を浄化しつつも、
いろいろなものにすぐに染まれるように、
いろいろなものを見て吸収して、
引き出しをたくさん作っておくという努力を惜しまない人。
あらためてそんな感じの俳優さんなのだと思った
撮影現場の剛君でした。

それから特に印象的だったのは共演の中学生の平岡君や
大吉役の直史ちゃんに向けるまなざしの優しさ!
子どもが好きなんですね、基本的に。
剛君の中にも子どもみたいなピュアなところがあるから、
共鳴し合うものがあるのでしょうか。
愛のある言葉掛けや対応が自然で、
見ているだけで本当にあったかい気持ちになれました。

下井さんのピストルを持った時の危ない感じ、
アクションやシャウトする姿はもちろん
草彅剛の演技の見どころではあります!

でもきっとあの映画の根底にあるものは、
下井さんが大ちゃんや中学生の円山君に向けていた
あたたかいまなざしであるように思いました。
映画を撮っていた宮藤監督の瞳の奥にも、
同じようなあたたかさが
一貫してたたえられていたと思います。
そしてエンケンさんはじめ共演者の中にも・・・。

監督と剛君には多くの言葉がなくても、
つながっているものがあると思いましたし、
そんな映画だから、
私はあの映画と下井さんが好きなんだなって、
あらためて感じることができました

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