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2013-12-06 01:14 |
カテゴリ:ドラマ
今日の『独身貴族』第9話は第1話から第8話までの
私のモヤモヤをすべて払拭するくらい引き込まれました。
(今回演出をされたのは1話から8話まで演出補佐をされていた
洞功二さんという方だそうで、素晴らしかったです
演出の方が変わるとドラマの雰囲気が変わってしまって、
統一感がいまひとつ感じられなかったのも、
モヤモヤの原因でしたから、やっとまとまった感がありました。)
今日ほどすべての出演者が
ことごとく魅力的に見えたことはありませんでしたし、
無駄なシーンも無駄な台詞もひとつもなくて、
全編良質な映画を観ているような仕上がりでした。
そう、私はこんなドラマを期待していたの。
完成度の高い密度の濃い良質な人間描写に酔いしれたかったの。
(そんなことを言う私の隣で主人が、11話で1つの
ストーリーなのだからね、って言っています。
もちろん今までのモヤモヤがあったから、
今日の感動があるのでしょう。)
今日は「キネマ・エトワール」が映画制作会社なのだと
心から実感することができましたし、
現場の人たちにリアリティーがあって
自然にその世界に入り込めることができました。
それに川越君、須美花さんに人間味があって、
人としての心の機微や葛藤や成長が丁寧に描かれていて、
自然に感情移入できたり親しみや愛おしさを感じました。
そしてやはりヒロインゆきさんの心の中を
徹底的に丁寧に描いたところにリアリティーが生まれ、
ドラマがドラマとしてしっかり成立していったと思います。
守さんのやせ我慢、自己犠牲の精神に待ったをかけてきた
玲子さんの父である日本映画の会長。
だてに映画配給会社の会長をされていませんね。
他の人が気がつかないことも、一瞬で見抜く力をお持ちです。
まあ、愛娘の幸せを心から願う
父親だからこそというのもあるでしょう。
嘘で結婚されて喜ぶ父親など普通ではいないでしょう。
玲子さんは守さんのゆきさんへの思いも承知の上で、
それでも守さんが好きで結婚しようと
明るく振る舞っているのですから、
けなげで可愛くて見ていると可哀想になってきます。
今日は全てのシーンが映画のようで、
全てに見応えがありましたが、
強いて言えば結婚式を明日に控えた兄弟が
本音を探り合うシーンが圧巻で
剛君と英明さん2人の競演が素晴らしかったです。
進「いいの?このままでいいの?」
守「万が一、万が一、お前の思っている通りだとしても、
今、俺たちが選んだそれぞれの道が、1番いい道なんだ。
お前と俺とお互いのためにも、会社のためにも。」
(兄を見つめる進の目にキラリと涙がにじみました。)
守「一時の感情は理性によって
きれいさっぱり忘れることができる。
だから心配するな。もうすべて決めたことだ・・・。
おやすみ。」
この時の進さんの涙、そして守さんにもうっすらとにじんだ涙。
見つめ合う2人がお互いを思い合う本当の兄弟に見えたし、
守さんのやせ我慢、自己犠牲、真実に蓋をすることで
本当は玲子さんを傷つけることになる男のずるさまで
浮き彫りにしていて、なんともいい難い複雑な表情をしていたと思います。
ゆきさんと友人の沙織とのシーンも一言一言に含蓄がありました。
ゆきさんの「もう、手遅れだから〜
。」
のところで、私は本当の涙が出ました。
もちろん守さんの玲子さんへの
涙のプロポーズも素晴らしかったのですが、
やせ我慢の涙より心からの涙のほうがやっぱり大切だと思うから。
でもね、予告でも沙織さんがちらっと言っていましたが、
「本当はいろんな人がいろんなことを
隠して生きているのかもしれないね。」って言葉
リアリティーがあって衝撃的な言葉でした。
どれだけの人が本音で生きて
本音で結婚しているかってことですよね。
わかります。
現実はそんなにロマンチックでないことも不条理なことも。
それに育てる愛もあるってことも・・・。
でも、私はやっぱりこのドラマには最後まで
「運命の恋」っていう夢を魅せてもらいたいです

P.S それと守さんと進さんの次の会話が大好きです
。
守「進〜、亜希子伯母さんだけはだめだぞ。」
進「なんだよ、聞いてんじゃん(笑)。」
私のモヤモヤをすべて払拭するくらい引き込まれました。
(今回演出をされたのは1話から8話まで演出補佐をされていた
洞功二さんという方だそうで、素晴らしかったです

演出の方が変わるとドラマの雰囲気が変わってしまって、
統一感がいまひとつ感じられなかったのも、
モヤモヤの原因でしたから、やっとまとまった感がありました。)
今日ほどすべての出演者が
ことごとく魅力的に見えたことはありませんでしたし、
無駄なシーンも無駄な台詞もひとつもなくて、
全編良質な映画を観ているような仕上がりでした。
そう、私はこんなドラマを期待していたの。
完成度の高い密度の濃い良質な人間描写に酔いしれたかったの。
(そんなことを言う私の隣で主人が、11話で1つの
ストーリーなのだからね、って言っています。
もちろん今までのモヤモヤがあったから、
今日の感動があるのでしょう。)
今日は「キネマ・エトワール」が映画制作会社なのだと
心から実感することができましたし、
現場の人たちにリアリティーがあって
自然にその世界に入り込めることができました。
それに川越君、須美花さんに人間味があって、
人としての心の機微や葛藤や成長が丁寧に描かれていて、
自然に感情移入できたり親しみや愛おしさを感じました。
そしてやはりヒロインゆきさんの心の中を
徹底的に丁寧に描いたところにリアリティーが生まれ、
ドラマがドラマとしてしっかり成立していったと思います。
守さんのやせ我慢、自己犠牲の精神に待ったをかけてきた
玲子さんの父である日本映画の会長。
だてに映画配給会社の会長をされていませんね。
他の人が気がつかないことも、一瞬で見抜く力をお持ちです。
まあ、愛娘の幸せを心から願う
父親だからこそというのもあるでしょう。
嘘で結婚されて喜ぶ父親など普通ではいないでしょう。
玲子さんは守さんのゆきさんへの思いも承知の上で、
それでも守さんが好きで結婚しようと
明るく振る舞っているのですから、
けなげで可愛くて見ていると可哀想になってきます。
今日は全てのシーンが映画のようで、
全てに見応えがありましたが、
強いて言えば結婚式を明日に控えた兄弟が
本音を探り合うシーンが圧巻で
剛君と英明さん2人の競演が素晴らしかったです。
進「いいの?このままでいいの?」
守「万が一、万が一、お前の思っている通りだとしても、
今、俺たちが選んだそれぞれの道が、1番いい道なんだ。
お前と俺とお互いのためにも、会社のためにも。」
(兄を見つめる進の目にキラリと涙がにじみました。)
守「一時の感情は理性によって
きれいさっぱり忘れることができる。
だから心配するな。もうすべて決めたことだ・・・。
おやすみ。」
この時の進さんの涙、そして守さんにもうっすらとにじんだ涙。
見つめ合う2人がお互いを思い合う本当の兄弟に見えたし、
守さんのやせ我慢、自己犠牲、真実に蓋をすることで
本当は玲子さんを傷つけることになる男のずるさまで
浮き彫りにしていて、なんともいい難い複雑な表情をしていたと思います。
ゆきさんと友人の沙織とのシーンも一言一言に含蓄がありました。
ゆきさんの「もう、手遅れだから〜

のところで、私は本当の涙が出ました。
もちろん守さんの玲子さんへの
涙のプロポーズも素晴らしかったのですが、
やせ我慢の涙より心からの涙のほうがやっぱり大切だと思うから。
でもね、予告でも沙織さんがちらっと言っていましたが、
「本当はいろんな人がいろんなことを
隠して生きているのかもしれないね。」って言葉
リアリティーがあって衝撃的な言葉でした。
どれだけの人が本音で生きて
本音で結婚しているかってことですよね。
わかります。
現実はそんなにロマンチックでないことも不条理なことも。
それに育てる愛もあるってことも・・・。
でも、私はやっぱりこのドラマには最後まで
「運命の恋」っていう夢を魅せてもらいたいです


P.S それと守さんと進さんの次の会話が大好きです

守「進〜、亜希子伯母さんだけはだめだぞ。」
進「なんだよ、聞いてんじゃん(笑)。」
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