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2013-04-11 21:58 | カテゴリ:映画
今のところ舞台もお預けだし、バラエティーもいろいろ目白押しだけれど、今日の私の脳裏に突然浮かんだのは、
映画『メッセンジャー』の時の若かりし寡黙な青年草なぎ剛です。

あんまりしゃべらなくてぶっきらぼうで一見クールに自転車を整備していた鈴木(剛君)。
若さゆえにすぐカッとなる危うさもあって、なんかすごくかっこよかったなー

その上自転車はハードに乗りこなすし、運動神経ハンパないし。

あの映画は純粋にスリルとアクションを楽しめる、明るいラブコメディーでした。面白かったから、家族で何回もレンタルして見ました

今はすっかり大人になって、たくさんの人とコミ二ケーションとったり、座長をしっかりこなすほどになった剛君ですが、あの時の剛君はなんかまだ世間に対して自分をどう表現したらいいのかわからないような、ちょっとすねた感じの青年でした。

でも、飯島直子さんや加山雄三さん、矢部っちなどの温かくて人間味あふれる共演者に囲まれて、エンディングではとびきりの笑顔を見せていて凄く後味のいい映画でした。「らくしょう、らくしょう!!」

剛君もよい歳になって、場に応じた気配りやリアクションができるようになって、それはそれで見ている私もすっごく楽しいのだけれど、時々ふっと、まだ大人になりきれていなかった素の剛君に戻してあげたくもなる。

これまた何かの雑誌のインタビューで答えていたことですが、「生まれ変わるなら何になりたいですか?」みたいな質問に、「どこかヨーロッパの国の裏町の小さな部屋で、ネコと暮らしながら絵を描きたい。」みたいなことを答えていて、なんて淋しい答えなんだろうって思ったことがあったので、本当は孤独な人?孤独が好きな人なのかな?って思って。

違う雑誌には「国語教師かな?」って答えているから、その時の気分で答えているのかもしれませんが、基本的には内向的なのかも、って思います。
映画の趣味も結構暗い作品多いですしね(笑)。

私がこのブログ名を「窓辺で草なぎ剛」にしたのも、根底にそんな内向的なイメージを剛君にもっているからだと思います

すごーく昔の映画だけれど、純粋に楽しめる『メッセンジャー』。
最近剛君のファンになって見ていない方、一見の価値ありです

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