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2023-02-07 16:58 |
カテゴリ:未分類
昨夜『罠の戦争』第4話が放送されました。
毎回怒涛の展開にびっくりし、
ワナワナドキドキしているうちに
あっという間にドラマが終わってしまう感じです。
それでその日のうちに1回、次の日は2回と
リピートして観て、何度も内容を味わいます。
とにかく剛君を主役で見られるのがこの上なく嬉しい。
『突然ですが占ってもいいですか?』の剛君のように
ドラマでない時は天然で天真爛漫、
自由すぎるほど面白い方ですが、
ドラマの役に入るとその人にしか見えない佇まいです。
特に静かで落ち着いた品のある頭脳派の鷲津亨さんは
普段の剛君とは全く違うキャラで、
ワンカットワンカットの表情が美しく釘付けになります。
直感型、感覚的などといつも言われますが、
ただの直感や感覚だけで、あのように
キャラクターを演じられるものなのでしょうか?
どんな役柄や立場の人を演じても、
必ずそこにリアリティーを生み出すことができる。
脚本を通してキャラクターを把握する力が凄いのか、
普段の生活で何気に深い人間観察を行っているのか、
前世でいろいろな仕事をこなしてきた特別の人なのか。
第3話の冒頭で政策秘書になって内閣府の官僚の人に、
資料の数字について質問するところがありましたが、
あのさりげない数字の聞き方なんて、
普段国会とか見ていないとああいう聞き方できないよな
とかすっごく思いながら見ていました。
古い話ですが『恋に落ちたら〜僕の成功の秘密〜』
で天才プログラマーの鈴木島男を演じていた時も、
プログラミングをしている姿がリアルでびっくりでしたが、
そんな感じで、剛君が役に入ると、
どうしてそんな表情や仕草がリアルにできるの?という
ただただ驚きの連続なのですよね。
役を理解し体現することができるプロフェッショナルだと
心の底から感嘆しています。
そして感情表現がやはりこの上なく繊細でリアルですよね。
佇まい、歩き方、姿勢はもちろんのこと
顔の角度、目の使い方、表情筋の使い方、声の出し方など
バラエティーに富みつつこの上なく自然であるので、
本当にそのような人が存在するように見えて引き込まれます。
あれほど繊細な心理描写ができるということは、
家庭での、仕事場での、友人とのやりとりにおける
人間の心理を細やかに理解していなければ
できるはずがないと思うのです。
連続ドラマで剛君のお芝居を堪能できることの幸せを
しみじみ味わうことができて
本当に嬉しい気持ちでいっぱいですね。
そしてこれもやはり
剛君がドラマをする時にいつも感じることですが、
共演する方々の演技も
味わいが増すように感じるのですよね。
本田博太郎さん、田口浩正さん、玉城裕規さん、
矢柴俊博さん、井川遥さん、宮澤エマさん、
小野花梨さん、杉野遥亮さん、坂口涼太郎さん、
小澤征悦さん、高橋克典さん、片平なぎささん、
岸部一徳さん、六平直政さんなどなど。
皆さんの一挙手一投足がしみるというか刺さるというか。
剛君の演技に触発されて
視聴者である私の感性が鋭くなるのか
皆さんの演技にもものすごく惹きつけられます。
後援会会長の鰐口さんに支援してもらうために
鷲津亨さんが色々画策しますが、痴呆のお母さん役に
白川和子さんが出演されていて味わい深かったですね。
あの家のお嫁さんのように、痴呆の親の介護に
疲れ切っている友人も身近にいますので、
他人事とは思えない身につまされる問題だと思いました。
あの展開は『任侠ヘルパー』を思い起こすような感じでしたが、
彦一と亨さんは全くの別人でした。佇まいは別人ですが
共通するのは「優しい人」だという点。
「俺は今まで何があっても怒らずにいました。
怒るのは損だと諦めていたから。
だから踏みつけてもいいという存在だと思われた。
俺も家族も。これ以上踏みつけられないように
声もあげるし怒りもする。そう決めたんです、俺は。
相手は大きな力を持っています。それでも諦めたくない。
だから永田町に、相手の懐に飛び込みたい。
力が欲しいんです。俺も大きな権力に抗えるだけの力を。
だから手を貸してください。お願いします。鰐淵会長。」
剛君の長台詞にBGMが重なって熱いものがこみ上げてきます。
亨さんと可南子さん夫婦は思いやりのあるいいご夫婦ですね。
最後、幹事長の前で荒れて押さえ込まれた俊介さんに駆け寄り、
「いやなんです。自分たちが踏みつけられるのも、
目の前で他の誰かが踏みつけられるのも」と言った
可南子さんがらしくて素敵でした。
こんな優しいご夫婦に蛯沢君にまつわる衝撃的な疑念が💦💦💦
今までも政治のことに関心がないわけではなかったのですが、
ドラマを通して政治の裏側を知ることができて
いろいろな学びがあると感じています。
脚本に込められた制作スタッフの皆さんの思いを受け止め、
キャストの皆さんの素晴らしいお芝居に酔いしれながら
『罠の戦争』というドラマを味わうことができることに感謝です。
ドラマの撮影も佳境だと思われますが、
このドラマの撮影が滞りなく無事に終了し、
できるだけ多くの人に見ていただける作品になりますように
スタッフキャストの皆様を心から応援しています💗
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