fc2ブログ
2023-03-19 00:41 | カテゴリ:未分類
『罠の戦争』第9話を見て以降、
視聴者として言葉を失っています。
それくらい主人公の鷲津亨が変貌していく様が
異様で薄気味悪く、妻である可南子さんの
違和感や戸惑い恐怖感が視聴者の私にも
ひしひしと伝わってくる感じがします。

鷲津亨の表情が明らかに違ってきたのは、
幹事長とともに竜崎総理に呼び出されたくらいから。
あのなんとも不思議なオレンジ色の部屋の中で、
総理から直に交渉される時の鷲津亨の表情。
これまで20年間、犬飼議員の秘書として
いわゆる黒子のような存在だったのに、
いつの間にか総理や幹事長と取引するまでの存在に。
「ミイラ取りがミイラになる」という
魔界に引きずり込まれる入り口の部屋であったのかと。
岸部一徳さん高橋克典さんおふたりの演技もまさに
魔王たちのような不気味さとふてぶてしさ。
あの部屋から出てきた鷲津亨は
もう今までの鷲津さんではありませんでした。

幹事長にとどめを刺すためのマスコミへのリーク。
階段でマスコミに情報を流した鷲津亨の表情も
家のテレビで幹事長が倒れたところを確認する表情も
可南子さんも見たことがないという悪魔のような顔。
支援者に依頼されて恩義のある熊谷記者の記事を潰し、
自分が窮地に立てば秘書の貝沼君に責任を負わせる。
自分が今まで嫌悪していた行為を
今度は自らが平然と行おうとしている。
大切な家族、友人、秘書仲間、仕事仲間から
ジリジリと離れていく感じが
狂気とともに浮かんできて、
切なくて苦しくて言葉にならないくらい悲しい...。

第10話の予告を見ていると
ますますおかしくなっていくような鷲津さん。
可南子さんや泰生君の様子からしても
可南子さんはあのマンションから出ていくのかも😢
そんな悲しい展開ばかりが
頭の中でグルグルするので
なんとも悶々とした気持ちの1週間を過ごしています。

でも、先日「めざましテレビ」で
ドラマのクランクアップの様子が放送されましたが、
あのアップの様子を見る限り感動的な剛君の表情✨
杉野ぼっちゃんに抱きつき井川遥さんから花束を💐

カンテレの重松圭一さんのツイートによると、
「先日、草彅剛のクランクアップに行った。
 こんなに温かいオールアップシーンは初めて。
 スタッフもキャストも
 名残惜しくてスタジオを離れない。
 良い作品は良い現場から生まれるのね。
 さあ、いよいよラストスパート。
 最終回までオンタイム視聴、絶対。」とあります。

こんな感動のクランクアップが待っているのだから
このモヤモヤは絶対に晴らされるに決まっています。

剛君は覚悟のある表現者。
何か大切なものを伝えるためには
出し惜しみなどしない。
いつも想像の上を攻めてくるから言葉を失ってしまう。
悪い演技も凄みが増してきました。
『アルトゥロ・ウイの興隆』などの舞台を通して
磨かれてきた演技で有無を言わせぬ迫力に圧倒されます。
ファンとしては剛君の演技に重厚さが増して
喜ばしいことだと日々噛み締めている感じです。

スタッフキャストの皆さんが
とてつもない情熱で制作したドラマだから、
そんなスタッフキャストの皆さんの思いを
最終回まで1秒たりとも見逃すことなく
視聴者としてもしっかりと受け止めたいです😊

2023-02-07 16:58 | カテゴリ:未分類
昨夜『罠の戦争』第4話が放送されました。
毎回怒涛の展開にびっくりし、
ワナワナドキドキしているうちに
あっという間にドラマが終わってしまう感じです。
それでその日のうちに1回、次の日は2回と
リピートして観て、何度も内容を味わいます。

とにかく剛君を主役で見られるのがこの上なく嬉しい。
『突然ですが占ってもいいですか?』の剛君のように
ドラマでない時は天然で天真爛漫、
自由すぎるほど面白い方ですが、
ドラマの役に入るとその人にしか見えない佇まいです。
特に静かで落ち着いた品のある頭脳派の鷲津亨さんは
普段の剛君とは全く違うキャラで、
ワンカットワンカットの表情が美しく釘付けになります。

直感型、感覚的などといつも言われますが、
ただの直感や感覚だけで、あのように
キャラクターを演じられるものなのでしょうか?
どんな役柄や立場の人を演じても、
必ずそこにリアリティーを生み出すことができる。
脚本を通してキャラクターを把握する力が凄いのか、
普段の生活で何気に深い人間観察を行っているのか、
前世でいろいろな仕事をこなしてきた特別の人なのか。

第3話の冒頭で政策秘書になって内閣府の官僚の人に、
資料の数字について質問するところがありましたが、
あのさりげない数字の聞き方なんて、
普段国会とか見ていないとああいう聞き方できないよな
とかすっごく思いながら見ていました。
古い話ですが『恋に落ちたら〜僕の成功の秘密〜』
で天才プログラマーの鈴木島男を演じていた時も、
プログラミングをしている姿がリアルでびっくりでしたが、
そんな感じで、剛君が役に入ると、
どうしてそんな表情や仕草がリアルにできるの?という
ただただ驚きの連続なのですよね。
役を理解し体現することができるプロフェッショナルだと
心の底から感嘆しています。

そして感情表現がやはりこの上なく繊細でリアルですよね。
佇まい、歩き方、姿勢はもちろんのこと
顔の角度、目の使い方、表情筋の使い方、声の出し方など
バラエティーに富みつつこの上なく自然であるので、
本当にそのような人が存在するように見えて引き込まれます。
あれほど繊細な心理描写ができるということは、
家庭での、仕事場での、友人とのやりとりにおける
人間の心理を細やかに理解していなければ
できるはずがないと思うのです。
連続ドラマで剛君のお芝居を堪能できることの幸せを
しみじみ味わうことができて
本当に嬉しい気持ちでいっぱいですね。

そしてこれもやはり
剛君がドラマをする時にいつも感じることですが、
共演する方々の演技も
味わいが増すように感じるのですよね。
本田博太郎さん、田口浩正さん、玉城裕規さん、
矢柴俊博さん、井川遥さん、宮澤エマさん、
小野花梨さん、杉野遥亮さん、坂口涼太郎さん、
小澤征悦さん、高橋克典さん、片平なぎささん、
岸部一徳さん、六平直政さんなどなど。
皆さんの一挙手一投足がしみるというか刺さるというか。
剛君の演技に触発されて
視聴者である私の感性が鋭くなるのか
皆さんの演技にもものすごく惹きつけられます。

後援会会長の鰐口さんに支援してもらうために
鷲津亨さんが色々画策しますが、痴呆のお母さん役に
白川和子さんが出演されていて味わい深かったですね。
あの家のお嫁さんのように、痴呆の親の介護に
疲れ切っている友人も身近にいますので、
他人事とは思えない身につまされる問題だと思いました。
あの展開は『任侠ヘルパー』を思い起こすような感じでしたが、
彦一と亨さんは全くの別人でした。佇まいは別人ですが
共通するのは「優しい人」だという点。
「俺は今まで何があっても怒らずにいました。
 怒るのは損だと諦めていたから。
 だから踏みつけてもいいという存在だと思われた。
 俺も家族も。これ以上踏みつけられないように
 声もあげるし怒りもする。そう決めたんです、俺は。
 相手は大きな力を持っています。それでも諦めたくない。
 だから永田町に、相手の懐に飛び込みたい。
 力が欲しいんです。俺も大きな権力に抗えるだけの力を。
 だから手を貸してください。お願いします。鰐淵会長。」
剛君の長台詞にBGMが重なって熱いものがこみ上げてきます。

亨さんと可南子さん夫婦は思いやりのあるいいご夫婦ですね。
最後、幹事長の前で荒れて押さえ込まれた俊介さんに駆け寄り、
「いやなんです。自分たちが踏みつけられるのも、
 目の前で他の誰かが踏みつけられるのも」と言った
可南子さんがらしくて素敵でした。
こんな優しいご夫婦に蛯沢君にまつわる衝撃的な疑念が💦💦💦

今までも政治のことに関心がないわけではなかったのですが、
ドラマを通して政治の裏側を知ることができて
いろいろな学びがあると感じています。
脚本に込められた制作スタッフの皆さんの思いを受け止め、
キャストの皆さんの素晴らしいお芝居に酔いしれながら
『罠の戦争』というドラマを味わうことができることに感謝です。
ドラマの撮影も佳境だと思われますが、
このドラマの撮影が滞りなく無事に終了し、
できるだけ多くの人に見ていただける作品になりますように
スタッフキャストの皆様を心から応援しています💗

2023-01-17 15:01 | カテゴリ:未分類
とうとう民放連続ドラマに草彅剛が帰ってきました!
しかも8ch月曜夜10時のあの時間帯に!
あの事務所を出て
白紙の状態から元の場所に帰還するまで6年。
剛君はどれだけの過酷な思いをして、
この年月を一生懸命努めてきたでしょうか。
ファン1人1人もこの6年間様々な不安を感じながらも
剛君を信じてどれほどの思いで
精一杯の後押しをしてきたでしょうか。

『罠の戦争』の番宣のために、たくさんの
バラエティー番組に出演している剛君を見ました。
8chのバラエティー番組はそれこそ6年ぶりなのに、
そんなブランクを全く感じさせないパフォーマンスで、
剛君の積み上げてきた長年の経験の重み、
その上新しい環境での6年間の進化もあり、
余裕さえ感じる気持ちの良い爽やかな
剛君の言動に感動を覚えました。

そしてドキドキしながら迎えた月曜夜10時のドラマ、
始まってからすぐさま物語の世界に引き込まれました。
美しい清流、幸せそうな3人家族、
写真を撮るときに泰生君に身体を寄せる亨さんが素敵。
一転秘書室の打ち合わせ、
大臣就任パーティーの豪華さ、
私たち庶民が知らない政治の裏側が見られて、
一気に引き寄せられました。
秘書の仕事の内容もわかるし、癖の強い面倒で横暴な
政治家たちの実態も薄々感じていたことがリアルに・・・。

テンポ良し!セット良し!
役者良し!カメラワーク良し!
画質良し!音楽良し!そしてやっぱり脚本良し!
無駄なくテンポよくそして主役を格好良く描いて、
ぐいぐいドラマの世界に引き込んでくれます。
私は剛君の演じる様々な役柄を楽しみますが、
今作の品のあるキレる秘書ぶりを見ていると、
どちらかというと普通の品のある知的な主人公を演じる
草彅剛さんが大好きだったのだなあと再認識しました。
しかしまあ、バラエティーに出ているほんわかつよポン
とは全く違う感じの鷲津亨さんになりきっていて、
役の入った剛君にもうすっかり魅了されてしまいました。

そして他のキャストの皆さんも演技派揃いで素晴らしい!
杉野遥亮さんの演技をがっつり見るのは初めてですが、
剛君がうちのエースと言うだけあって、
演技が瑞々しくてピュアな魅力が溢れていますね。
若手の俳優さんの中では頭抜けていると私も思いました。
小野花梨さんもここまでがっつり見たのは初めてで、
若い女の子の気持ちをリアルに表現されていて可愛いです。
本田博太郎さんの犬飼は「鷲津」の言い方が独特で
人たらしの政治家らしさが出まくっていて凄い存在感です。
そして他のキャストの方も剛君の言っていたように
全ての方のキャラがしっかり立っていて味わいがあるので、
どの場面を切り取っても凄い面白いと思います。

そして特筆すべきはやはり、
病院に犬飼が見舞いを持ってきて、
病院の外で鷲津に「泰生君のことは事故ということで」と
迫る場面。20年尽くしてきた主人に無理難題を押し付けられ
心から絶望する鷲津亨のショックと悲しみを、
刻々と変化する表情で示す剛君の繊細な演技に
胸が苦しくなるような激しい痛みを感じました。
犬飼の強迫、横暴ぶりを本田さんが見事に演じられましたね。
そしてその後の妻可南子との「離婚して」「離婚しよう」の
やりとり。亨がリンゴを握り潰しながら復讐を誓う
「力のある奴はどんな要求でも通るのか」
「弱いやつはどんな要求でも飲み込めっていうのか」
「あいつらに教えてやる踏みつけられたらどれだけ痛いか」
この心の底からの怒りや怨念、
井川遥さんの絞り出すような低音、
剛君の魂のこもった熱い眼差しと悔しさの吐露によって、
夫婦が手を携えて悪に立ち向かうことを決起する
強く胸に迫る見応えあるシーンになりました。
剛君の怒りの表現は格別であり、
井川さんの決然とした姿も凛々しく深く心に残りました。

第1話が終わって、期待以上に面白かったので、
正直ほっとしている私です。
私の娘も息子もドラマが始まる前に「準備万端」と
LINEをくれたのも嬉しかったです☺️
この作品を世に送り出すために
どれだけの人の思いが結集したのでしょうか。
その思いができるだけたくさんの人に届くように
第2話以降も楽しみつつ全力で応援をしていきたいです。

2023-01-03 01:19 | カテゴリ:未分類
明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末、仕事も家事も大忙しだったので、
長い間更新できなかったのですが、
お正月になってやっとほっと一息、
「ななにー」で郷ひろみさんとのスペシャルライブを見て、
偉大な大先輩との共演に剛君も慎吾ちゃんも吾郎さんも
背筋が伸びたのか、素晴らしいパフォーマンスで、
SMAP時代を彷彿とさせるような格好良さで、
元旦早々目の覚めるような幸せな気持ちになりました。

SMAPには郷ひろみさんと共鳴し合うような
眩しいほどの煌めきがあったなあと
懐かしいような切ないような気持ちになりました。

郷ひろみさんも紅白の舞台以上に
「ななにー」での歌唱が魅力的で、
3人との共演を心から喜んでいる様子が伝わってきて、
本当に素敵でした。ジャニーズの真髄があるとすれば、
このような瞬間なのではないだろうかと思ったほどです。

特に郷さんにとって
昨年のハミングのCMでの剛君との共演が
かなり印象的だったようで、裏表のない剛君の性格を
べた褒めしてくださっていました。郷さんと剛君が
お互いに褒め合う姿がなんとも微笑ましかったですね。

昨年の年末から年明けにかけて、
『ワルイコあつまれ』のクリスマスSPがあったり、
『罠の戦争』の番宣のために
フジテレビでもたくさん番組に出演したり、
大晦日には読売テレビで『うさかめ』SPまで。
ドラマの撮影と並行しながら、大忙しの剛君でした。

私は『ワルイコあつまれ』を高く評価し、
かなり楽しんで見ているので、
子ども記者会見のワルイコ記者の質問にも
ゲストの方のお話にも興味を持って耳を傾けています。
お気に入りの「稚児俳句」の「子よっしゃあ」に笑い、
松尾葉翔先生の蘊蓄にニマニマして聞き入りました。

番宣の『ボカーン!』では、
久しぶりのフジテレビのバラエティー番組にも関わらず
明るさと楽しさを振りまいていて盛り上げていたし、
対抗戦で負けても、残り1秒で勝利チームを讃えて
「忍忍!」と明るく〆るところが流石でした。

大晦日は夜になってようやくTVの前に座ることができ、
紅白を見ようかなと見始めましたが、
なんだか出演者や演出に違和感を感じるところがあって、
結局録画していた『うさかめ』を夫婦で見ながら
「ほっこりしていいよねえ」と言いつつ年を越しました。
番組が始まる前は、剛君とやすともさんとの相性が
こんなにいいとは想像できていなかったのですが、
『うさかめ』スタッフさんたちの愛情たっぷりの
柔軟な番組作りに本当に癒されています。
(ちなみにユーミンさん以降が見たくて、紅白は
NHKプラスで見直したりしました・・・)

新春SP『さんまのまんま』では、
ギターを愛する気持ちが溢れていましたね。
自分を過大にも過小にも見せず、
等身大で表現する潔さが清々しかったです。
クリスマスに小澤征悦さんとギターセッション
している様子を井川遥さんが撮影して
SNSにアップしてくださいましたが、
大杉漣さんの思いを受け継いで剛君を力づけてくださる
小澤さんのご好意に感謝の気持ちが湧きました。
さんまさんの前でギターをかき鳴らす剛君の姿に、
ドラマの現場でも盛り上がっている様子が伝わってきました。
「ななにー」も共演者の方々が来て裏話をしてくださいましたが、
克典さんが「ギターばっかり弾いてて日々上手くなっている」と
おっしゃっていましたね。
まるで今でも漣さんに見守られているような感じがします。

ということで、慌ただしい年末年始を過ごしつつ、
新しい年が始まりました。
どんなに忙しくても品位を保ち活動する剛君が素敵です。
6年以上かけて民放のTVの世界へと復活した剛君。
しなやかな感性、しなやかな人柄、
ポジティブで潔い品位のある姿勢が道を開くのでしょうか。

世の中は混迷の時代ではありますが、
剛君のしなやかな姿を追いかけながら
今年も一生懸命頑張ろうと思うお正月です。
ファンミーティングは家から近い名古屋に申し込む予定です。
春になって名古屋のファンミに当たりますように!!!

まずはその前に『罠の戦争』を全力で応援します。
寒い中、大変でしょうが、剛君はじめ
キャストスタッフの皆さんが
健康で無事に撮影が進みますように心からお祈りしています!!!

2022-11-15 16:55 | カテゴリ:未分類
11月15日、待ちに待った剛君の連続ドラマの詳細が
多くのメディアを通じて一斉に発表されました。
2023年カンテレ1月期月曜10時放送『罠の戦争』✨

私が一番ときめいたのは、剛君演じる主人公鷲津亨の
奥さん役が、井川遥さんだったことです。
長い間井川遥さんのことは癒し系の綺麗な女性としか
認識していなかったのですが、
『拾われた男』を見て以来印象がガラッと変わり、
人間味があって奥行きの広い人だと思うようになり、
俄然興味が湧いていたのです。
今度剛君の作品に出て欲しい女優さんは井川さんだな
と勝手に心に決めていたので、
その通りになってびっくりしテンションが上がりました。

若手の小野花梨さんは演技派で味があるし、
杉野遥亮さんのことはよく知りませんでしたが、
『嘘の戦争』にも少し出演していたらしく、
端正な顔立ちに少し影のある感じが魅力的ですね。
岸部一徳さんと片平なぎささんは
サスペンスの常連さんで安定感がありますし、
悪役を星の数ほどこなされてきた岸部さんが
『脚本は実に面白いです』と言ってくださっていることに
とても期待ができると嬉しくなりました。
また、剛君が一番苦しい時に
一緒にバイク旅をしてくださった
克兄(高橋克典さん)が満を持しての共演です。
高橋克典さんのお人柄に何度も癒されてきた私としては、
剛君と克兄の競演にも興味がそそられます。

そして何よりも大事な主人公の役柄が政治家の秘書。
いやあ、カンテレさんの本気度を見ましたし、
時世から逃げていない攻めの姿勢に正直感動しました。
剛君に次はどんな世界を描いて欲しいか
自問自答することが何度かありましたが、
本当は政治の闇を描いて欲しいと思いながら、
それはさすがにないんだろうなと
どこか諦めていたところがありました。
だから今回この分野に玉を投げた
カンテレさんの姿勢に拍手を送りたいですし、
心から応援したいと思いました。
今放送されている月曜10時
長澤まさみ主演の『エルピス』も
剛君のドラマの前クールなので、
少しでも盛り上げたいと視聴していますが、
マスコミと政治家との闇の繋がりを感じる
見応えある問題作になっていると思います。
政治とマスコミの闇が暴かれなければ、
日本の未来は明るくないと
多くの人が気付き始めているのではないでしょうか。
そこのところを綺麗にしない限り
明るい日本はないとさえ思います。

そしてなんだかんだ言って、剛君はエリートが似合う!!
『任侠ヘルパー』のような役もこなせる剛君ですが、
『TEAM』の文科省の役人のようなエリートをやっても
違和感がない知的な感じが大好きなのですよね。
私の同級生にも
有名な政治家や秘書をやっていた人がいますが、
エリートであるだけでは生き残れない魑魅魍魎の世界。
私のような単純な性格では彼らとは付き合えない感じです。
そんな世界で生きる主人公を剛君がどう演じるか
興味津々ですし、剛君の未知の魅力を
引き出してくれるに違いないと期待できる役柄だと思います。

演出・プロデューサーは『僕の生きる道シリーズ』から
復讐シリーズを通してずっと関わってこられた三宅喜重さん、
演出の宝来忠昭さん、プロデューサーの河西秀幸さん、
脚本の後藤法子さんも復讐シリーズからの続投です。
俳優草彅剛を知り尽くした皆さんが、
草彅剛復活の場を愛と叡智を結集して
用意してくださったようで、
心からの感謝の気持ちと喜びが湧いてきます。

この6年間をあらためて振り返ると、
剛君の歩みは本当に着実で尊いものだったなあと思います。
最悪の状況の中でも、腐ることなく目の前の仕事に全力投球。
小さい仕事、ささやかな仕事であろうと手を抜くことなく
全力で取り組む姿が潔くて応援せずにはいられませんでした。
先日のパワスプで、
「僕は一日一日全力でエネルギーを使い切っているから、
眠れないことがない」と言い切っていたので驚きました。
私はやはりとんでもなく凄い人の
ファンなのだなと思ったほどです。

剛君が凄い人だとここ最近あらためて思うのは、
意外にも『ワルイコあつまれ』や
『草彅やすとものうさぎとかめ』だったりもします。
『ワルイコあつまれ』の様々な場面で
剛君の能力が発揮されていますね。
あらゆるシュチュエーションで様々な表現をしているのに、
それぞれの表現に個性があり、マンネリ感が一切ない。
それぞれの表現に一捻りあって味があると言わざるを得ない。
特にお気に入りは「稚児俳句」の松尾葉翔先生なのですが、
あれはほとんどアドリブで言っているそう。
アドリブなのに俳句の表現の核心だったりポイントだったりを
きちんと突いていると思います。先生方も笑いながらも
「草彅剛恐るべし」と思っておられると私は思います。
ポイントを抑えつつ、自由であり、
破調であることを重んじる。
表現者草彅剛の凄さは
この姿勢に現れていると唸ってしまうのです。
『うさぎとかめ』の自由さ楽しさも
剛君のこの姿勢にありますし、
チャンネルを『ブラタモリ』に合わせると
品のある癒しの声が。

どんな状況にあっても、
工夫を凝らし自分の能力を出し切っている剛君に
感動している日々。
そんな剛君だからまた
元の場所に戻ってこられたのかもしれません。
年明けの『罠の戦争』を楽しみに
私も毎日を大切に頑張ります。

それから剛君の民放ドラマ復活を心から喜んでいると思う
中居君。休養中の中居君の健康も私は心から心配しています。
記憶喪失になっても
草彅剛に会ったら思い出すと言った中居君。
中居君の体調が良くなりますように心からお祈りしています❗️❗️

2022-10-16 23:20 | カテゴリ:未分類
先週の10月9日(日)10日(月)に
1泊2日で東京に行ってきました!
なんと東京行きは2020年1月に
『アルトゥロ・ウイの興隆』の初演を
KATT劇場に観に行って以来2年9ヶ月ぶりです。

コロナ禍我慢し続けていましたが、
ワクチンを4回目受けたことだし、
しんつよの舞台『burst!危険なふたり』に
申し込んでいたチケットも当たりましたので、
思い切って決行することにしました。
ただ、本当は16日のチケットが当たっていたのですが、
東京に住んでいる息子たち家族の予定と合わず、
10日のチケットを持っているNAKAMAの方と
交換していただいてこの日程になりました。

2年9ヶ月ぶりに夫婦で新幹線に乗りました。
東京に住んでいる息子家族たちとの再会、
ビストロジョーでの3周年スペシャルディナー。
そして日本青年館でのしんつよ舞台の観劇。
マスク、手洗い、消毒などに気をつけながら
全行程を無事に終えることができ
ほっと胸を撫で下ろしています。

ビストロジョーは私は2回目でしたが、
あの美味しさを
夫にも味わってもらいたいと願っていました。
だから今回息子が予約して個室を取ってくれて、
スペシャルディナーをご馳走してくれたので、
今までで1番くらいの親孝行をしてもらって、
心から嬉しい幸せな時間を過ごすことができました。

『burst!危険なふたり』は7年前の初演も観たので、
2回目でしたが、さらに内容が濃密になっていて
初演の時よりドキドキ感が増し見応えがありました。
剛君も慎吾ちゃんも7年の間に培ってきた表現力が
増し増しで、掛け合いがさらに白熱していました。
対面していないのに対話劇が成立していて、
まさに35年の2人の関係性無くしてあり得なかった
躍動感あふれる心揺さぶられる舞台でした。

爆発物を処理していく緊張感が
ご時世とリンクもしていて、
生きているって
こういう危険の連続だなという感慨が生まれ、
なんとも言えない切ない気持ちにもなりました。
目の前にある現実社会の危機的状況を
大好きな剛君や慎吾ちゃんと共有しているというような
不思議な一体感をこの刹那感じることができる。
まさに生の舞台の醍醐味ですね!!

三谷幸喜さんの天才ぶりをあらためて感じました。
三谷さん、菊池寛賞受賞おめでとうございます👏👏

剛君が言っていたように慎吾ちゃんは華があって
舞台映えします。そして剛君はまさに天衣無縫。
剛君のその突き抜けたような無垢さが
やっぱりたまらない。
その無垢なエネルギーに触れると、
私もエネルギーがもらえるし、
元気になることができます。
どんな現実の中でも燃焼して生きていきたいと思えるのです!

今週末は先週の楽しい時間を噛みしめながら過ごしました。
テレビの中では相変わらず明るい剛君を見ることができます。
『ワルイコあつまれ』の松尾葉翔先生に笑い、
『うさかめ』の剛君に癒されます。
そんな剛君にいっぱい元気をもらいながら毎日を頑張りますね❤️