2017-01-26 16:47 | カテゴリ:ドラマ
ここ4、5日は近年にはない大寒波と大雪で大変な毎日でした。
これでもかというくらい雪が降り続く中、仕事は休み無くありますし。
「嘘の戦争」第3話の日も大雪で、車で仕事に行っている娘が、
職場を出て100mで15分もかかってる!と悲鳴のようなラインが。
こりゃあ、もしかして「嘘の戦争」には間に合わないかもと思いましたが、
なんとか40分前には帰宅して、疲れきった様子で夕食を食べました。
くたくたな様子で少しウトウトし始めたので、
これはドラマ無理かなと思っていると、9時になるとTVの前に。
毛布にくるまり観ていたので、やっぱり寝てしまうかもと心配しましたが、
CMごとに顔を見ると、ちゃんと目が開いているし、
ラストシーンで楓さんが浩一にマフラーをかけるシーンではニヤニヤ。
ドラマが終わって感想を聞くと、「面白かった〜!第3話が1番好きかな。」
ということでした。辛口の娘の感想が今私の一番気になるところです(笑)。

私はと言えば、初見の時は刑事がこんなことで簡単に罠にはまっていくかなあと
展開が気になってしまったのですが、2回目3回目と観ていると、
浩一の「清廉潔白の人間なんかいない。必ずどこかつけ込む隙がある」と言って
1才で亡くなったという「沙織ちゃん」で三輪刑事の懐に入るという手法が、
「なるほどありえるなあ」と思えてきて、
たとえベテラン刑事でもつけ込まれる人間らしさ、
それは愛でもあり、もろさにも罪にもなる、業というものを持っているのだと
腑に落ちる気持ちになりました。
初見で「泣けた」という他の方の感想を目にすると、
私自身がどこか人間味を失いつつあるのかもと思いましたし、
初見で「面白かった〜」と言った娘のみずみずしい感性が羨ましくもありました。

主人はと言えば、私と同じくドラマを見終わった後、少し複雑な表情。
「どうだったの?」と聞くと、「復讐といえども、二科家の兄妹に罪は無く、
特にあの晃、楓兄妹と浩一の関係をどう決着させていくのかが、
このドラマの見どころというか、善し悪しを決めて行くところだなあ。」と
つぶやいておりました。

確かに最後に、二科コーポレーションの玄関前で
浩一が楓に「簡単に縁を切るなんて言うな!」と声を荒げるシーンで、
「俺にも5歳の妹がいたからわかるんだ。」と言った時、
浩一という男が、マスターの言う「息をするように嘘をつく男だ」と言った
ことを思い出しました。楓に語る言葉に嘘と真実が入り交じって複雑なのです。

「縁を切る?簡単に言うなよ。会いたくても二度と家族に会えない。
 ずっと1人誰にも頼れない。それがどういうことだかわかるか?
 縁を切るなんて簡単に言うな。」

この言葉は浩一(千葉陽一)の真実の気持ちのように聞こえて胸に迫りました。
と同時に、今楓に会長や隆と縁を切られたら自分が楓に近づいた意味が無くなる
と焦ったとも取れないことはない。
マフラーをまいて寄り添う2人の落としどころが見どころになるのは間違いない。

三輪刑事を演じる六平さんと剛君との丁寧な会話、表情のやりとりは、
繊細で味があって、これぞお芝居の醍醐味と思われる見応えがありました。
脚本も、1、2話の欲にまみれた復讐相手を破滅させて終わるという形にせず、
本当は善良だった刑事の止むに止まれぬ罪だったという設定、
その刑事が鋭い二科隆に追いつめられた浩一(陽一)を最後に「嘘」で守り、
深く謝罪し、浩一もそんな三輪刑事に手を添えて頭を上げさせるという展開。
視聴者の予想を超えた感動的な結末は、脚本・演出・演技ともに最高級でした。

ファンでない友人や親戚も「嘘の戦争」に嵌まっている人がたくさんいます。
「なかなかの心理戦って感じでワクワクした!」「今期一番面白いドラマ!」
「剛君って1本満足バーのイメージが強かったけど、凄くいい役者さんだね!」
とみんなが声を大きくして言ってくれるのが嬉しいです。
今回も3回観ましたが、観れば観るほど味があるので、剛君はじめキャスト
スタッフさんの熱い熱い思いに感動していますし、心から応援しています


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