2017-01-12 17:40 | カテゴリ:ドラマ
「嘘の戦争」がとうとう先日火曜日9時に放送されました。
さすがにソロになって初めてのドラマだったので、緊張しました。
関テレさんの番宣は丁寧で力が入っているし、放送日当日は
フジテレビのWSなどに剛君が共演者の方々と生出演しました。
スーツでビシッと決めた剛君は大人っぽくて落ち着きがありました。
舌好調で、場を和ませ笑いも取りしっかり番宣できる姿が頼もしかったです。

私は、ドラマの放送時間が迫ってくると精神的に落ちつかなくなり、
「嘘の戦争」の公式ラインからのお知らせを、友人や親戚に転送したり、
Facebookで流したりと頑張ってしまいました。
友人や親戚から「応援してるよ!観るよ!」と返事が来て嬉しかったです。

放送時間になると最近TVの前に一緒に集まることがめっきりなくなった
家族が久しぶりに揃ってくれて、主人と娘と3人で観ました。
あっと言う間の2時間で、私はとにかく嬉しくて緊張し過ぎてと言う感じ
でしたが、終わった時に主人は「銭の戦争より好みかも。」と言い、
仕事で疲れていてなかなか辛口の娘が「面白かった〜!」と言ってくれました。
それでなんだかホッとして、しばらく呆然としてしまった私です。

その後「嘘の戦争」第1話は3回リピートしました。
落ちついた気持ちで2回目を観ると、
剛君の演技が2時間途切れることなく見応えがあり、
様々な状況の主人公一の瀬浩一の表情を
多彩に魅せてくれている喜びをじっくりと味わいました。
タイ時代の詐欺師の風貌が外国映画のようにやさぐれていて魅力的でした。

ストーリー展開は2時間の中でテンポよく凝縮して見せようとしたためか、
御都合主義のところもたくさんありましたが、
初回2時間で1つのサスペンスドラマかと思うくらいに作り込まれていて、
病院屋上の浩一と五十嵐が対峙して、実行犯の五十嵐を追い込むシーンと
仁科会長の誕生パーティーで、浩一が刺されてプールに落ちるシーンという
2つのクライマックスで見事に視聴者を引き込むことができました。
実行犯の1人で、壊れて行く五十嵐演じた甲本雅裕さんは素晴らしかったです。
剛君は泣く演技が苦手だと以前から言っていましたが、
このシーンでは自然と涙があふれていて、30年の怨念がほとばしっていました。
まさに「役が憑依した」瞬間の主人公一の瀬浩一(千葉陽一)の涙でした。

一発OKだったという刺されてプールに仰向けに落ちて行く姿の美しいこと
あんな幻想的な美しい映像を撮ろうと思いついたのは監督でしょうか?
それを一発で体現した草彅剛の身体能力とセンスに、
これまで剛君がダンスで鍛えてきた結晶のようなものが出たと感じました。
そして、その後、水の中に沈んで行く時の冷たく静かな復讐を誓う浩一の声、
蝋人形の様な冷たい表情で、薄目を開けて水面上の仁科家を見つめる浩一の顔、
自分の身体を傷つけてでも復讐を果たしたいという主人公の怨念と哀感が、
幻想的なあの時間に描き出されていて見事なシーンでした。

共演者の皆さんの演技も素晴らしく、ひとつひとつの場面が生き生きしていました。
タイの佐戸井けん太さん、ハルカ役の水原希子さんの身のこなしや話し方。
二科3兄妹のそれぞれキャラがしっかり立っていて、しかも兄妹に見えるところ。
藤木直人さんの格好良さと強さ、安田顕さんのできない感じ抜けてる感じの庶民性。
マギーさんと風磨君と剛君の詐欺師の会話が、嘘と真が入り交じっていて面白い。
風磨君が今時のすねた若者らしさを飄々と演じています。
会長演じる市村さんの「経営コン..サル、とかに興味ない」の一言は流石でした。
大杉漣さんが経営する児童園の子どもたちとの絡みが
今後希望の一端になったらいいのにと、復讐劇に光を求める気持ちにもなりました。

あのようなドラマを観ると、
あらためて人間社会の醜さ・闇の深さを思い知らされます。
1/18号現在販売中の雑誌「anan」の剛君の写真とつぶやきが素敵だと話題ですが、
その中でこの「嘘の戦争」について次のように語っているところがあります。
「痛快なエンターテイメントでありながら、
 じつは身近にも感じていただけるストーリーです。」と。

あのドラマは「どこかしら誰かしらにかすってくるドラマ」だと私も感じました。
今の日本社会にはどれだけの嘘がまかり通っているでしょう。そんな社会の中で、
日本人のどれだけが本当にしあわせを実感して生きているのでしょう。
幸せに生きることは本当に難問ですね。
「嘘は嫌いだ」と折にふれつぶやく一の瀬浩一がどこにたどり着いて行くのか、
毎週ドラマを楽しみながら、考えながら、
「嘘の戦争」を味わい尽くそうと思っています


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