2016-02-05 00:34 | カテゴリ:ドラマ
うわああ〜、今日の「スペシャリスト」も2転3転4転5転くらいしました
脚本の戸田山雅司さん、本当にここまで凝った作品を書かれるなんて凄いですね
どこまで1回の作品に仕込みが入っているんですかと驚愕するばかりです

特に今回の事件は姉小路さんの過去の京都の事件が発端で、
「スペシャリスト」を最初から見ているファンとしては、
京都府警時代の関西風味を思い起こさせてくれる貴重な回でした。
それに、姉小路さんと宅間さんが年月をかけて固い信頼と絆を築いて来たことが
しっかりと描かれていて、刑事ドラマとしてだけでなく
人間ドラマとして味わうこともできて、視聴後の感動に浸ってしまうほどでした

総合事犯対応係のメンバーたちも、姉小路さんと我妻さんがつながり、
松原さんと堀川さん野方さんが共に仕事をする事で、第四話にして
穀潰し(笑)の宅間さんを中心に一気にチームとしてまとまった回になって
あたたかく、ほほえましい「そうじ班」になったなあという感慨も覚えました。

刑事ドラマを観た後のこのホッコリ感は
私の中の懐かしいものを思い起こしてくれました。
かなり昔、私が中高生だった頃完全にハマっていた『太陽にほえろ』シリーズ。
刑事ドラマだけれどいつもなんだかジーンとするものがあって、
感じやすい年頃に夢中になって見ていた遥か遠いあの時の叙情性・・・。
剛君が今回「ボス」の席に座り
「一度ボス役やってみたかったんだよね。」と言ったのも、
個人的には勝手に郷愁のようなものを感じてしまった私でありました

今回の犯人を眞島秀和さんが好演されていましたし、
他の共犯者もそれぞれ異質なキャラクターで構成されていて面白い。
強盗する犯人の心理、被害者の脱税問題や金庫破りのテクニックなど、
内容がこれでもかと言うほどの盛り込み様で一秒たりとも飽きさせない。
そして座長の2人の深層心理まで描いている脚本の完成度に度肝を抜かれました。
繰り返しますが、戸山田雅司さんの脚本は本当に素晴らしいですし、
初回から耳慣れた横山克さんの音楽もドラマを軽妙かつ重厚に盛り上げてくれます。

特に今回のラストの取調室は叙情性があって味わい深くて圧巻でしたね

姉小路「本当に冤罪で服役した人間の心は
    もっと冷たく冷えきって、もっと静かに強くなるものなの。」
矢橋「どうしてそんなことが。」
姉小路「わかるんですよ私。私の相方が10年と10ヶ月入ってましたから。」

我妻「はあ・・・、言われちゃいましたけど。」
宅間「ま、いいか・・・。」


あんな素敵なラストシーンを魅せて下さった及川監督はじめスタッフさんに
心から感謝です
姉小路さんと宅間さんの内面に深く切り込んだ台詞、
2人の表情が素晴らしく、キャラクターが立体的になって存在感がありました。
我妻刑事がそんな2人の目撃者となったことで、我妻刑事の人間味も出て来ました。
あのラストシーンはもうすでに10回くらいリピしてしまいました。
姉小路さんも素敵でしたし、ガラス越しに姉小路さんを見る宅間さんが
映画のワンシーンのような、まさに冷たく、そして熱い、奥深い表情をしていて
見惚れてしまって忘れられません
やっぱり草彅剛の沼には落ちたらもう抜け出せませんね


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