2015-07-15 01:01 | カテゴリ:CD ・ DVD
予約していた『銭の戦争』が届いたので、早速特典映像を視聴。
番組PR時の映像が多いので、
新たに追加されたメモリーズとクランクアップの映像が貴重です

これまでの剛君の作品で観てきた
ハートフルな演技はもちろん大好きですが、
Blu-rayで久しぶりに観直すと、『銭の戦争』というドラマは、
ハートフルな演技以上に、剛君のハードボイルドっぽい演技が、
大きく開花した貴重な作品だったのだとあらためて思いました。

現場では人当たりが良く周りに気を配る癒し系の剛君のようですし、
富生のキャラクターの中には、
優しい部分もたくさん含まれていますが、
私的には富生のエリートらしい傲慢さ、冷淡さ、狡猾さ、
それゆえの挫折感、狂気などを、ハードに演じている時の剛君が、
今回特に秀逸だったし、新鮮だったと思います
人間の多面性をここまで繊細かつリアルに演じる事ができるのだから、
もうどうせなら、もっともっと、金に翻弄される人間の悲哀を、
辛口に突き詰めちゃっても良かったのではとさえ思ったくらいです。

そういう意味ではやはり、富生と赤松とのやりとりが、
一番ハードボイルドっぽくて、
無駄な甘さがひとつもなくて見応えがあったと思います。
クランクアップの時でさえも渡部篤郎さんは最後までクール。
剛君が渡部さんと共演できた嬉しさを心から伝えようとしているのに、
特に多くを語らずさらっと「じゃあ!」と去って行く渡部さんは、
最後まで赤松だったので、そのサラッと感が余計にグッときました。
剛君はどれだけ人当たりがよくても、好きな映画とかを考えると
本当はハードボイルドが好きな人だと思うのです。
だから渡部さんのファンだと言っているのもわかります。

でもただの非情なだけのハードボイルドというのではなく、
冷酷さの中に、人間の本質や情感がにじみ出るような作品・・・。
草彅剛はそんな本格的な演技が出来る人だと,
今日Blu-rayで、このドラマを見返してやはりそう思ったので、
そろそろ甘さを排した、
本格的ハードボイルドもガツンとお願いしたいと思いました。

クールビューティーに徹した木村文乃さんが
演技プランを語っているのを聞くと、賢い人だなあとも思いました。
剛君との演技の相性がとても良く、
お互いの演技の相乗効果も高まるように思いますので、
是非また共演していただきたいとあらためて思います

最近そろそろ『スペシャリスト』の撮影が始まるのではという情報が
あちらこちらで目に付くようになってきました。
剛君の演技を愛しているので、何であっても楽しみですが、
『銭の戦争』で開花した愛憎入り交じる本格的ハードボイルドも、
また是非観せていただきたいと切望しています


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