2015-03-18 02:45 | カテゴリ:ドラマ
「銭の戦争」最終回終わりました〜。
終わり方が衝撃的で一瞬「えっ!」ってなりましたが、
私としては渡部さんがインタビューで話していた
「予定調和にならない展開で見ごたえあるものになっている」
とはこういうことだったのかと、
もやもやが晴れた気持ちになりました

最終回、富生の紺野先生への言葉、赤松の未央への言葉、
赤松と富生の本音のぶつかり合いが感動でした

紺野先生「ニーチェはね・・・。」
富生「すみません。俺は俺のやり方でしか前へは進めません。」
(富生の瞳から流れ落ちる一筋の涙。恩師の言葉も届かない世界。)

未央「私は借金さえなくて普通に生活できればそれで満足だけど。」
赤松「未央ちゃんさあ、君はとっても恵まれているよね。
   そういう子にはわからないんだなあ。
   金が無いってことの本当の怖さが。
   白石ちゃんや俺みたいに
   本当に金のない地獄を味わったやつにしか、
   金の怖さと力はわかんないもんなんだよね。」
未央「地獄?」
赤松「うん、俺なんかさあ、ガキの頃からだもん。
   借金まみれでさあ〜。
   せっかくバイトで稼いだ金全部取られてさあ〜。
   あげく一緒に死のうなんて一家心中されそうになって。
   まっとうな親を持って、普通に生活していられる君は
   それだけでとっても幸運だってこと。」

紺野先生親子は富生を救ってくれた「良心」の象徴ですが、
赤松白石ペアとの間には見えない川が流れているように、
全話を通じてずうっと感じていた私だったので、
最終回で少し川の正体が見えたような気がして、
もやもやがすっきりしたのです。

白石「でも俺はあんたとは違うんだ!」
赤松「違わないよ〜。お前も一緒。
   金を稼ぐ以外にしたいことなんてないだろ。
   こいつはね、おれと一緒。
   金の力にとっくに取り憑かれてんの。
   おまけにお前には稼ぐ力がある。止められるわけないだろ!」
白石「違うよ!」
赤松「違わないよ!」
白石「あんたと俺は違うよ!お前とは違うよ!違うってよ!」
  (富生が赤松の胸ぐらをつかみかかる)
赤松(ふいに白石に抱きつく)
  「一度取り憑かれた人間はね、金の力からね、
   逃げられないんだよ、白石ちゃん。」
(抱きしめられた富生の目に本音を見抜かれて衝撃が走りにじみ出る涙)
(白石の肩をぽんと叩き、国税局と一緒に出て行く赤松)
桜田「容赦ないな〜白石さん。
   ほんと似た者同士だな。白石さんと赤松社長。」

金によって地獄を見て、知力があるために金を稼ぐ力があり、
そして金に取り憑かれてしまった2人の男。

早和子「私はね、孫に代表を譲るんじゃあありません。
    この人に会社を奪われたんです。」
梢「青池グループのためですから。」

梢と早和子がマスコミに追求され窮地に立たされた状況を見て、
その場を切り抜ける方法を一瞬で思いつき芝居を打つ富生。
そしてその芝居にのって行く早和子と梢。
大企業の経営者とはこれくらいの根性がなければ無理なのだ

梢「ねえ、富生。今度こそさよならね。」
富生「ああ。」(ゆっくりと固く握手を交わす2人)

未央は仕事中に富生に呼び出され、
別れを予感させるような抱擁を受ける。
予感的中で急いで戻った我が家にはもう富生はいない。
富生の使っていた机の上の「れんらく帳」。
「大変よくできました」のハンコがいっぱいに押してあり
最後のページに書かれた「ありがとう!500円」の文字。
声をあげ泣き続ける未央。
でも未央は500円貯金を続けるんだよね・・・。

母も回復し、弟もホワイト化学とともに再出発。
ホワイト化学は青池の傘下でも梢がしっかり守ってくれそう。
父が自殺した現場に花を供え、
クレジットカードを川に投げ捨て復讐を果たした富生。

紅谷さんに借りていたお金も返したが残りの1万円は残したまま。
金貸し業を再開し、隠し金庫に札束を貯めていく富生。
「0317」の暗証番号の意味は?(最終回放送の日付け!!)
白いシャツを着ている富生は真っ当な金貸しなのか、
隠し金庫に金を隠す赤松と同じような闇金業者になったのか?
あの札束の匂いの嗅ぎ方、赤松と同じ

私は予定調和でない終わり方に満足しましたし、
赤松と富生の抱擁にけっこうマジでグッときた1人だと思います
2人にしか分からないぬくもりを分かち合えたに違いないから。

それでももし、このドラマに続編があるとしたら、
赤松と富生にはいつの日か真っ当な人になってほしい
「借金なんかで死ぬ」人が少しでも減るような
世の中にしていかなくちゃあ、やっぱりだめですものね。
もともとは愛情深い2人のはず。
生い立ちがどうあれ人間は変われると信じたい

『銭の戦争』は剛君の演技の新境地を魅せてもらえましたし、
最終回は剛君が運命の出会いと感じたらしい
渡部さんの演技が特に素晴らしかったです
お金を中心に世の中のことをいろいろと考えさせられたドラマでした。
(あんな闇金融業者のお世話にならないように気をつけないと
スタッフ・キャストの皆さん、ありがとうございました

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