2015-03-11 03:08 | カテゴリ:ドラマ
未央に頬をぶたれた後に母親の病室を尋ねる富生。
そして子どもの時、悪いことをして母にぶたれたことを思い出す。
未央は富生にとってどういう存在だと言いたいのでしょうか

富生(母を見ながら)「又来るよ。」(優しく微笑む)
  「母さん、俺さ。」(母が目覚める)
  「母さんわかる?母さん?母さんわかる!?」
 (インサイダー取引に手を染めようとしていたダークな顔つきから
  憑き物が落ちたように真っ当な顔になる富生)

証券会社の会議室
富生「すみません。止めます。」(微笑む)
  「取引止めます。」
黒田「どうして?どうしてここで怖じ気づく?
   何十億って金をいまさらあきらめるのか?」
富生「部長。」
黒田「なんだ?」
富生「俺らの感覚って狂ってますよね。
   億単位の金を平気で動かして。」
黒田「それが仕事だ、あたりまえだろ!」
(間・ゆっくり話始める富生)
富生「毎日こつこつ1個何十円って製品を作っている人がいる。
   百万の札束手にしたらどれだけの人が喜ぶか。
   でも今の俺にはたった百万としか思えない。」
黒田「そりゃあ20億を目にしたら。」
富生「キャベツが30円安かったって喜んでる人もいるのに。
   どっちが不幸なんだろう。本当に貧しいのは、豊かなのは〜。
  (ニヤッと笑いながら)どっちなんですかね。」
黒田(ハア〜っと深く息をつきうなだれる)
  「けっ!うちのかみさんと同じことを言うなあ。」
  (と言っていすに座る)
富生「えっ?」
黒田「億単位の金、動かしているかもしれないけど、
   あなたはお金の価値なんかわかってないって。」

黒田部長と黒い取引をしている時のダークな富生の顔つきと
取引を止めると決めてすっきりした富生の美しい顔が
対照的で見惚れました
十分に間を取りながら、表情に繊細な変化をつけながら
台詞を語る剛君の演技に釘付けでした
黒田部長の変化も自然で、
大学の後輩君に続きここでも華麗なる優しい復讐
「あっ、部長、早く帰らないと!
 奥さん今日誕生日ですよね、42回目の。」
「相変わらず凄いな君の記憶力は!」

あてが外れた赤松が階上から下りて来た富生にかけた呪いのような言葉。
「後悔させてやるよ、お前ら全員。おれの金に手をつけたこと。
 一生後悔させてやる。」

この時の凍りついたような富生の表情が、また素晴らしかった
これ以上紺野家に居候していると、
紺野親子に危害が及ぶことを恐れた富生は紺野家を去る決心を。
未央が自分のために黒田にまで会いに行っていたこと知り、
「ありがとう。約束を守ってくれた。
 君の良心が俺を救ってくれたんだ。」と感謝を告げる富生。
「行かないで!」と未央にすがられても決心は変わらない!?
最後の夕食の食材を買いに行ったスーパーで見た週刊誌の記事から
青池ファイナンスの危機を知り、梢の元へと駆けつける。

青池ファイナンスに押し掛けているマスコミを押しのけ、
「梢と大声で叫ぶ富生。

梢「はあ〜。人前でため息吐けなくて。
  人がどんどん離れて行く。出資先や取引先いろんな人がね。
  沈み行く船から逃げ出すみたいに。」
富生「俺も同じ思い味わったよ。
   あの時たかだか金で人ってこんなに変わるんだと思った。
   でも1番変わってたのは俺だった。
   俺の世界を見る目が変わった。
   すぐ隣にいる梢が急に遠い人に見えて。
   梢が助けてくれようとする度に、
   雲の上から見下ろされている気分でみじめで、
   卑屈になってきついことばかり言った。」
(涙目になる梢)
富生「梢は何ひとつ変わってなかったのに。
   でも、その変わらなさが辛かった。ごめんな。」
(自分の肩に置かれた富生の手に自分の手を置き指をからめる梢)
梢「守りきれない。ここを守るなんて私にはとても。」
(ぽろぽろと流す涙。近づき頭を寄せ合う2人。梢の髪をなで)
富生「梢、梢、おまえはな。
   自分が思っているよりずっと強いんだ。
   赤松は俺がなんとかする。
   だから梢は変わらないでいてくれ。
   これからどんなにみじめでも、罵倒されても、
   今のまま、堂々と胸をはって闘ってくれ。
   今日が最悪の日だと思えばいい。
   後は這い上がるだけだから。」
(富生を見つめ、しっかりした顔つきになる梢)

夕飯を一緒に作る富生と紺野先生。
紺野先生「あきらめを十分に用意しておくことも
     人生という旅には必要だ。ショーペンハウエルの言葉だ。」
富生「20億あきらめますよ。派手にね。」
未央からヤクザに捕まったという知らせの電話。
必死で未央を助けるために走る富生。
隠し金庫の20億が置いてあった台の上に寝そべりつぶやく赤松。
「お前ら全員つぶしてやるよ。」

どうなるでしょうね。剛君の憑き物が落ちた顔にほっとした第10話。
最終回予告で紺野先生に
「君の復讐はね、終わったってことだよ。」と言われて
涙を流す富生・・・。どういう結末が待っているのかなあ〜。
赤松はこのまま心の闇を抱えたままなのかなあ〜。
予告によると師匠の紅谷さん、弟の光太郎君や後輩の灰谷君も再登場。
この胸の苦しみやもやもやが涙とともにスカッと晴れ、
『華麗なる逆襲』に酔いしれたいものです。   

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://keikostudio.info/tb.php/491-2fc21717