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2014-06-28 02:01 | カテゴリ:雑誌
「Oggi」の「絶対的好感論」の写真、いつも洗練されていて
とても素敵だと思いますが、今月号の無精髭の剛君、
映画のワンシーンだと言ってもいいほど雰囲気があって、
内面の孤独感がにじみでているようにも見えて、
いつまでも見つめていたいほどの味わい深い肖像画です

「ぷっすま」で見せる底抜けの明るさも剛君自身でしょうが、
ゆっくりと休んでいる時にふと襲ってくる寂しさも素の剛君の感情。
カフェの「わさわさしている空間に溶け込む、
その感じが心地いい」とは、かえって
剛君の寂しさが感覚として伝わってくる感じがしないでもない。
じわりと「人を愛すること」を考え始めても不思議ではないかな。

しかし、なんと絵になる美しさ
『二都物語』の演出家であった板垣恭一さんが、当時剛君を
「本当の孤独を知っている人」と評していましたが、
今日の写真を見ても、そのまなざしの中にある寂寥感に
私の中の寂寥感も呼応するかのような感覚が生まれてきゅんとします。

世の映画関係者の皆様、こんなに絵になる旬の俳優を、
どうかどうか無駄にせず映像に残していただきたいものです。
世の中の多くの人が求めているだろうと確信してやみません

読書にも励んでいるようですね
マーロン・ブランドが大好きだなんて、やはり剛君は
すでに亡くなった方の中からでも反骨精神のある渋い俳優さんを
きちんとリスペクトしているのですね。
「大切な方から譲り受けた北野武さんの『余生』」のことも
書いていますが、「大切な方」とはどなたなのでしょうね。
剛君の好きな世界をのぞきたくて早速この2冊を注文した私。
『ゴッドファーザー』とか見直してしまいそうです

話は飛びますが、先週の「TVガイド」で今共演したい人に
剛君は「浅野忠信さん」を挙げていたので、
土曜ドラマで最近まで放送されていたアメリカの作家、
レイモンド・チャンドラー原作の『ロング・グッドバイ』を
NHKオンデマインドで5話とも視聴しました。
ドラマのレトロでアーティスティックな雰囲気と
浅野さんのハードボイルドな男臭い演技に浸りました
この『ロング・グッドバイ』を翻訳したのが村上春樹さん。
私も村上さんのアメリカ文学を翻訳した文章が好きなので、
なんかつながった気がして納得するものがありました。

私はヨーロピアンな雰囲気を剛君に強く感じるのですが、
剛君自身はすごくアメリカンな文学や映画やファッションに
興味があるのだなあと感じることが多いです。
マーロン・ブランドもTシャツやジーンズ、ブーツ、革ジャン、
バイクスタイルなどのファッションリーダーであったようだし。
それだけでなく、演技の世界に革命を起こし、
ジェームス・ディーンやアル・パチーノ、ロバート・デニーロなど
後世の俳優達にも多大な影響を与え、
「20世紀最高の俳優」と評されているということです。

剛君はただ休んでいるのではなく、
やっぱり次のステップをしっかり見据えながら
勉強もしているのですね

「Oggi」の連載のおいしいところは、なんといっても「Private Photos」。
全ての写真が興味深いですが、
「母の日」のブリザードフラワーが綺麗で、微笑ましくて、
あったかい気持ちになりました

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